☆東京11R 日本ダービー(GI)(芝2400m)
今週はいよいよ3歳馬の頂点を決める日本ダービーがおこなわれる。世代の頂点を決める一戦だけに各馬仕上がりに抜かりはない。そんな中でもダノンベルーガに目を奪われた。立ち姿から研ぎ澄まされた馬体をしており、追い切りでは軽やかなフットワークからギアが上がると、体全身を使ったダイナミックなフォームに変わり抜群の伸びを見せており、状態は間違いなく過去最高と言っても過言ではない。前走の皐月賞では4着に敗れたが、もともと右トモに弱いところがあり、右回りには不安なところがあった上、外が伸びる馬場で内を回って勝ち馬から0秒3差だから負けて強しの内容だった。今回は得意の左回りに変わり、究極の仕上げとなれば逆転する可能は高いと見る。相手本線はイクイノックス。こちらは皐月賞がぶっつけ本番となり、約5か月ぶりの実戦となったが、+10kgの馬体重が全て成長分に見えるほど成長したシルエットをしており、これならと思わせる状態であったが、レースでは勝負所で勝ち馬にマークされる形となり、ゴール前では差し切られてしまった。それでも久々だったことを考えると、伸びしろは勝ち馬よりも明らかに本馬の方があるのは明白。跳びが大きく、中山よりもゆったりと走れる東京競馬場へ舞台が替わるのもプラス。追い切りの動きを見ても皐月賞より状態が上がっているのは明らかで、こちらも仕上がりは文句なし。まとめて負かす可能性があるとすれば、皐月賞での脚が目を引いたドウデュース。以下、ジオグリフ、アスクビクターモア、アスクワイルドモアまで。
◎(12)ダノンベルーガ
〇(18)イクイノックス
▲(13)ドウデュース
△(15)ジオグリフ
△(3)アスクビクターモア
△(1)アスクワイルドモア
買い目
【馬単】5点
(12)→(13)(15)(18)
(13)(18)→(12)
【3連複1頭軸流し】10点
(12)-(1)(3)(13)(15)(18)
【3連単フォーメーション】20点
(12)→(13)(15)(18)→(1)(3)(13)(15)(18)
(13)(18)→(12)→(1)(3)(13)(15)(18)
※出走予定競走には、馬の体調等により出走しない場合があります。
<プロフィール>
ハッシー
山梨県出身。北海道・浦河にある生産牧場での牧童経験を活かし、馬の適性を見極める。特技は寝わら上げ。本サイト毎週火曜掲載の「ハッシーの地方競馬セレクション」、金曜掲載の「ハッシーの中央競馬新馬セレクション」も担当している。