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ハッシーの中央競馬新馬セレクション【6/12東京・6/12函館】

【今週デビューの注目馬】
☆ダノンザタイガー
 2022年6月12日(日)東京第5R芝1800m戦に出走予定のダノンザタイガー。馬名の由来は「冠名+虎、母名の一部」。牡、黒鹿毛、2020年2月3日生。美浦・国枝栄厩舎。父ハーツクライ、母シーズアタイガー、母父Tale of the Cat。生産は安平町・ノーザンファーム、馬主はダノックス。20年セレクトセール当歳市場において2億9700万円(税込)で落札された。半姉には芝の中距離で3勝を挙げたティグラーシャ(父ディープインパクト)がいる。本馬は胴長で全体的にスラっとした体型をしており、筋肉量としてはこれからといった印象だが、弾力がある上質な筋肉がついている。キリっとした精悍な顔立ちをしており、学習能力は高そうだ。この時期の2歳馬としては芯がしっかりとしており、追い切りでは跳びが大きく伸びやかでダイナミックな走り。長めの距離で長く良い脚を武器に活躍してくれるだろう。なお、鞍上は川田将雅騎手を予定している。

☆エリカキルシェ
 2022年6月12日(日)函館5R芝1200m戦に出走予定のエリカキルシェ。馬名の由来は「冠名+母馬の一部」。牝、栗毛、2020年2月15日生。美浦・宮田敬介厩舎。父マインドユアビスケッツ、母ゴルトキルシェ、母父ステイゴールド。生産は千歳市・社台ファーム、馬主は三木正浩氏。20年セレクトセール当歳市場で1870万円で落札された。伯父には芝で5勝を挙げたサトノキングダム(父ディープインパクト)がいる。本馬の繋ぎは短めで、筋肉質で如何にも短い距離が合いそうなシルエットをしている。追い切りでは前進気勢が強くスピード感抜群の走りをしており、乗り込み量も豊富で仕上がりも良い。なお、鞍上には横山和生騎手を予定している。

※出走予定競走には、馬の体調等により出走しない場合があります。

<プロフィール>
ハッシー
 山梨県出身。北海道・浦河にある生産牧場での牧童経験を活かし、馬の適性を見極める。特技は寝わら上げ。本サイト毎週火曜掲載の「ハッシーの地方競馬セレクション」、土曜掲載の「ハッシーのロックオン~狙ったレースは逃さない!~」も担当している。

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