search
とじる
トップ > レジャー > ハッシーの中央競馬新馬セレクション【6/4東京・6/5東京】

ハッシーの中央競馬新馬セレクション【6/4東京・6/5東京】

 先週2022年の日本ダービーはドウデュースの勝利で終わり、今週からいよいよ2020年産の若駒たちの新馬戦がスタートする。当コラムも今週から本来の姿に戻り、当該週にデビューを予定している注目馬を紹介していく。

【今週デビューの注目馬】
☆エゾダイモン
 2022年6月4日(土)東京第5R芝1600m戦に出走予定のエゾダイモン。馬名の由来は「地名+人名より」。牡、黒鹿毛、2020年1月30日生。栗東・武幸四郎厩舎。父ハーツクライ、母メジロツボネ、母父スウェプトオーヴァーボード。生産は洞爺湖町・レイクヴィラファーム、馬主は藤田晋氏。21年セレクトセール1歳市場において1億8150万円(税込)で落札された。半兄には19年、21年の香港ヴァーズ(GI)を勝ったグローリーヴェイズ(父ディープインパクト)がいる。本馬を見てまず目がいくのは、ヨロがしっかりとあり、容積がある形の良いトモ。ハーツクライ産駒らしい胴伸びが良い造りで、頸の長さや太さは程よく、バランスの良い好馬体の持ち主。フットワークが良く跳びが大きい走りで、芝の中長距離で良い脚を長く使うタイプだろう。全体的に同時期の兄よりもしっかりとした筋肉が付いており、完成度は本馬の方が高そうだ。なお、鞍上には武豊騎手を予定している。

☆エルダーサイン
 2022年6月5日(日)東京第5R芝1600m戦に出走予定のエルダーサイン。馬名の由来は「クトゥルフ神話において語られる護身の印」。牝、黒鹿毛、2020年2月18日生。美浦・国枝栄厩舎。父ハーツクライ、母コンドコマンド、母父Tiz Wonderful。生産は安平町・ノーザンファーム、馬主はサンデーレーシング。愛馬会法人・サンデーサラブレッドクラブの募集馬で総額6000万円。半兄には21年サウジアラビアRC(GIII)を勝ったコマンドライン(父ディープインパクト)がいる。本馬は胴伸びが良く、如何にもハーツクライ産駒らしい馬体をしているが、そんな中にも牝馬らしい丸みがある。トモには上質で弾力のある筋肉が付いており、追い切りでは長い脚を活かした伸びのある雄大なフットワークで駆けており、長く良い脚を使って活躍してくれることだろう。なお、鞍上にはC・ルメール騎手を予定している。

※出走予定競走には、馬の体調等により出走しない場合があります。

<プロフィール>
ハッシー
 山梨県出身。北海道・浦河にある生産牧場での牧童経験を活かし、馬の適性を見極める。特技は寝わら上げ。本サイト毎週火曜掲載の「ハッシーの地方競馬セレクション」、土曜掲載の「ハッシーのロックオン~狙ったレースは逃さない!~」も担当している。

関連記事

タグから探す


レジャー→

 

特集

関連ニュース

ピックアップ

新着ニュース→

もっと見る→

レジャー→

もっと見る→

注目タグ