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選挙戦前に思わぬトラブルが発覚した生稲晃子、事務所も想定外の事態に?

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生稲晃子

 今夏の参院選東京選挙区に自由民主党から出馬を予定している、アイドルグループ・おニャン子クラブの元メンバーで女優の生稲晃子が、出馬によりテレビ通販番組「ショップ島」の映像が使用不可となったとして、番組制作会社「東京テレビランド」が6日、生稲の所属事務所に損害賠償約900万円を求めて東京地裁に提訴したことを、各メディアが報じた。

 生稲といえば、自民党の目玉候補の1人として、公示前だが、すでに選挙戦をスタートさせているが、思わぬトラブルが発覚した。

 ​>>「おニャン子という名前を汚さないよう」生稲晃子の参院選出馬の舞台裏<<​​​

 報道をまとめると、請求額は約900万円としているが、番組制作費等で2000~4000万円程度に増額する可能性もあるという。

 生稲の所属事務所は「先般、株式会社東京テレビランドから、同社の依頼で当社タレントが出演した映像に関し、契約違反があり映像が使用できないとして多額の損害賠償請求を受け、代理人を通じて協議を行っておりました」と説明。

 その上で、「当社としては、事前に契約条件を提示されたことはなく、契約書も作成されておらず、このような経緯において契約違反に該当することはないと考えております」と主張。「今後、訴訟において当社主張の正当性を主張していく所存です」と表明した。

 「生稲が所属するのは老舗の大手事務所だが、今までのこのようなトラブルを抱えているのを聞いたことはない。とはいえ、通販番組への出演からの出馬というこれまでにないケースだっただけに、事務所にとっても想定外のトラブルに発展してしまったのでは」(テレビ局関係者)

 生稲が出馬する東京選挙区は激戦区。改選定数6に対し、生稲とともに自民党からは現職で元ビーチバレー選手の朝日健太郎氏、立憲民主党の蓮舫氏、れいわ新選組の山本太郎代表、作家の乙武洋匡氏、公明党と共産党の現職らが出馬し、生稲ほどの知名度があっても当選できるかどうか微妙な状況。

 選挙戦への影響を考えると、一刻も早くトラブルを解決してほしいものだ。

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