この日の『初耳学』は林修がインタビュアーを務める企画「インタビュアー林修」の記念すべき50回目。綾瀬は代表作の『世界の中心で、愛をさけぶ』『JIN-仁-』の裏話のほか、芸能界デビューに至るまでの秘話などを語った。
綾瀬は2000年に行われたホリプロタレントスカウトキャラバンで審査員特別賞を受賞し芸能界デビュー。16歳で上京したものの女優志望でもアイドル志望でもなかったためオーディション会場で仲間たちとふざけてしまうなど、やる気のない芸能生活を送っていたという。
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だが、2004年に放送されたTBS系ドラマ『世界の中心で、愛をさけぶ』でヒロインを演じることになり演技に開眼。以降は代表作の『セカチュー』を超えることを目標に様々な苦難を乗り越え、「国民的女優」とまで呼ばれる存在になった。
綾瀬が芸能界デビュー当時を振り返ったことはあまりなく、ネットでは「貴重な話が続々と」「10代の頃はやさぐれてたのか笑」「意外な過去過ぎる」といった声が相次いだ。
その一方、古くからのファンは「あの番組は黒歴史扱いなの?」と疑問視していた。その番組とは、2001年に綾瀬が出演したフジテレビ系のバラエティ番組『B.C.ビューティー・コロシアム』だ。
『ビューティー・コロシアム』は容姿にコンプレックスがある相談者の悩みを解決する内容で、毎週金曜日の19時から放送されていた人気番組だった。
綾瀬はこの番組に「上京して半年で8キロも太ってしまったアイドル」として登場。「ひと月で51キロまで痩せなければ芸能界を引退する」という約束で、過酷なダイエット企画にチャレンジした過去がある。
結果、2回のチャレンジでダイエットに成功し引退を免れ、後の『セカチュー』出演へとつながるのだが、常に視聴率10%を超える人気番組だったこともあり、綾瀬の名前をこの番組で覚えた人も多かったようだ。
ネットでは「ビューティー・コロシアムの件は黒歴史なの?」「バラエティ出演の件は数に入れないのか」「ビューティー・コロシアムは無かったことに…」といった声もあった。
『ビューティー・コロシアム』は「やる気のない芸能生活」の時期にあったのだろう。彼女にとっては「忘れたい過去」なのかもしれない……。