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同舞台は6月3日、4日の2日間開催された、よしもと人気芸人と2.5次元舞台主演俳優、ラジオメインパーソナリティアイドル、紅白常連歌手による異色の組み合わせが巻き起こすノンストップコメディー。純烈の酒井一圭は「(開演前の)前説を上で見ていたんですけど、わーっと盛り上がって幕が開く。それだけで純烈のライブとは違う。楽しいけど緊張感が全然違いました」と感想を述べる。
酒井は「衣装の中のシャツがあっという間に汗でダメになる。テレビのバラエティに出ているような疲れ方です」と疲労感も普段と違ったことを明かしたが、白川裕二郎も酒井同様、吉本とのコラボに感銘を受け、また緊張もしたとのこと。「(芸人のアドリブが多くて)次に何が飛び出すかわからなくて、ドキドキしました」と話した。
純烈とは畑が違うものの、俳優の田村も純烈メンバーと同じ感想を持った様子。「楽しいけど笑いすぎてしんどい」とため息まじりに話し、「芸人さんたちの(アドリブ)攻撃がすごくて……。僕が普段やっている舞台と作り方も全然違う」と振り返る。
新内も公演を終えて感慨深げな表情で、「充実した日々です。毎回緊張してます」とにっこり。報道陣からは「今後は演技の世界で頑張りますか?」とも問われたが、「いやー、それはちょっと……」と自信なさげな表情。新内は「(村上)ショージさんがこの舞台の台本を書いているんですけど、今日は申し訳なかったです。なかなか(ネタが)出て来なくて……。ショージさんがすごい顔でわたしの方を見ていました」と公演中セリフが出て来なかったことを明かし、「でも、笑ってもらえると嬉しくて、少しですけど、芸人さんの気持ちがわかったかもしれません。皆さんに支えてもらってやれています」と感想を話した。
トシは舞台ではツッコミ役に徹したと述べ、「これだけ芸人がいると、まあボケるボケる。疲労困憊です。河本(準一)さんはネタ(アドリブ)だけでなく、メイクも毎回変えていました」と話してニヤニヤ。アタック西本がそのアドリブについて、「ガンガン新ネタ試してます。(新ネタの)パイロット版というか……」と感想を述べると、「失礼だろ!」と即座にツッコむなど会見でもキレのあるトークで場を盛り上げていた。
(取材・文:名鹿祥史)