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「沖縄県民らしくない」セクハラ疑惑報道の細田博之氏、過去にも問題発言

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 細田博之衆議院議員のセクハラ疑惑報道が注目を集めている。細田氏は女性記者にセクハラ発言を行ったとする『週刊文春』(文藝春秋)の報道を否定し、訴訟も視野に検討していると伝えられている。細田氏は衆議院議員を11期務めるベテランであり、現在は議長も務める。報道が事実ならば大スキャンダルと言えるだろう。

 細田氏はこれまでにも被害者や、相手の弱い立場を考えない発言が物議を醸してきた。2013年7月にはBSフジの番組で、原発に関して「原子力発電を推進しようって、みんな世界中が言っているんですよ」と発言。さらに、「福島の不幸はあったけれども、それで全部やめてしまおうという議論を前提にやることは、やっぱりとても耐え難い苦痛を将来の日本国民に与えると逆に思います」と発言した。細田氏は原発を推進したいのだろうが、被災者の気持ちに寄り添う必要はあったと言えるだろう。

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 2017年6月には、豊田真由子衆議院議員(当時)の秘書に対する「このハゲー」などの暴言と暴行が『週刊新潮』(新潮社)に報じられた。豊田氏は細田派に所属しており、細田氏は派閥の長、上司にあたる人物だった。しかし、細田氏は「本人が衝撃を受けて入院、加療中でいろんな事情がある」、さらに豊田氏の暴言の原因は、秘書が高速道路を逆走して入ったための怒りであるとコメント。終始、豊田氏寄りの発言を行ったことで、被害者の立場を考えていないと批判を集めた。

 さらに最近でも、2021年5月に、自民党の沖縄振興調査会の会合の場で、新型コロナウイルスの感染者が増大している沖縄県に対し、「国の政策に頼るなんて沖縄県民らしくないじゃないか」と発言した。その場には、玉城デニー知事も同席していた。この発言に対しては、沖縄県選出の立憲民主党の屋良朝博衆議院議員(肩書は当時)が「差別的」と批判するなど物議を醸した。

 今回のセクハラ疑惑も、事実であるとするならば女性の被害者が存在することになり、細田氏への責任追及が強まりそうだ。

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