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セクハラ批判で謝罪も?「最高の失言」発言の佐藤正久議員、過去に問題となった言動

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佐藤正久のツイッターより https://twitter.com/SatoMasahisa

 自民党の佐藤正久参議院議員が、米国のバイデン大統領が台湾有事に際する軍事介入を示唆したことに「最高の失言」と評し、話題となっている。

 佐藤氏は2004年の最初のイラク派遣の隊長を務め、その見た目から「ヒゲの隊長」の愛称で知られる。2007年に陸上自衛隊を退職し、参院選に立候補し当選を果たした。

 そんな佐藤氏は、今回の「最高の失言」発言同様に、議員の中ではズバズバとした物言いで知られ、SNSでも反響を集めている。その攻めた姿勢は発言だけではなく、行動にも現れている。

 >>ウクライナ渡航の小熊議員だけじゃない、北朝鮮、アメリカ、ベトナムへの無断渡航が問題になった議員たち<<

 よく知られているところでは、2015年の安保法案の強行採決に関する迎撃が知られる。採決を阻止しようとした民主党の小西洋之氏(所属は当時・以下同)に対し、佐藤氏がグーを突き出す様子が映し出された。さらに、同じ民主党の安井美沙子氏も、佐藤氏から「ゲンコツで私の右胸と脇の境目にグリグリと押し込んだ」とセクハラまがいの接触をされたと批判した。佐藤氏は後に安井氏に謝罪している。このあたりは紳士的な部分もあると言えるだろう。

 だが、佐藤氏の発言には、やはり荒っぽい部分があるのも確かだ。2007年に議員に当選後、イラク派遣時に「かけつけ警護」を行う考えがあったと発言し、物議を醸した。日本の自衛隊と行動を共にしていたオランダ軍が攻撃を受ければ、情報収集の名目で現場にかけつけて「あえて巻き込まれる」状況を作り出し、武力行使を可能、正当化する考えがあったと話し、「文民統制(シビリアン・コントロール)の無視」と批判を集めてしまった。

 2019年には、日本による輸出管理体制の見直しを提言した韓国の文在寅大統領(当時)が「盗人猛々しい」といった強い表現で批判したことに対し、「品のない言葉まで使っているのは異常だ。日本に対して無礼だ」と猛批判した。

 今回の発言も、これと同様の踏み込んだものだと言える。佐藤氏のズバッとした物言いはこれからも注目を集めて行きそうだ。

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