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トルコのギョベクリ・テペ遺跡は宇宙人が作った!?トルコの市長が衝撃発言

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 トルコに存在するギョベクリ・テペ(Gobekli Tepe)は、現存する最古の神殿が存在する遺跡とされている。

 発見は今から約20年前で、約1万2000年前に建造されたと考えられている。遺跡は45〜65トンもの重さの巨石で構成され、複雑なシンボルが刻まれたモニュメントが複数存在している。

 この遺跡からは当時の原始的な生活や信仰形態を想像することができると同時に、他の同時代の遺跡と比較してもはるかに洗練された造形と技術力から、多くの謎も抱えている。また、ギョベクリ・テペは完成から約1000年後、突如として人々に捨てられてしまったことも分かっている。

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 ここを築き上げた人々は何者だったのか、住んでいたはずの人々は一体どこへ行ってしまったのか。成立から終末まで謎多きこの遺跡について、この遺跡がある市の市長が「遺跡を建造したのは宇宙人」という驚きの説を唱えて話題になっている。

 この発言をしたのは遺跡が存在するウルファ市のZeynel Abidin Beyazgül市長。彼は国内メディアMilliyetのインタビューに対して、次のように答えたのだ。

 「専門家にしろ一般の人にしろギョベクリ・テペを見た人は皆『ここに謎や秘密がある』と語ります。ギョベクリ・テペ遺跡に遺された彫像は、まるで人間ではない何か、どこか別のところから来ている宇宙人を連想させる姿になっています」

 なかなか衝撃的な発言だが、Beyazgül氏は冗談で言っているのではなく、この説の根拠となる遺跡の要素をいくつも挙げて説明している。

 具体的には、この彫刻が建てられた時代にはふさわしくない服装をした人々が描かれていると指摘。「当時の人々は毛皮を着ていたが、ここではV字型のモチーフが見られる」とし、「最初の人類が毛皮を着ていたとしたら、この人々は誰なのか」と疑問を投げかけている。

 さらにBeyazgül氏はギョベクリ・テペの壁画の一部にハンドバッグが描かれていることを指摘し、「これらは現代のハンドバッグに酷似している」と発言。「もし、これらのハンドバッグが当時の人々によって作られたとしたらそれは間違いです。別の生き物がこのハンドバッグを作った可能性の方が高いでしょう」と述べた。他にも市長は複合施設の建設に使われた巨大な石が人間によって動かされたとの話に懐疑的で、宇宙から来た存在が人の代わりに運んだのではないか、と問いかけている。

 ギョベクリ・テペ遺跡に地球外生命体が関与しているという説はオカルト好きにとっては目新しい説ではない。ただ、自治体の長がこの説を支持しているとなると少し勝手が違ってくる。ともあれ、Beyazgül氏の主張は、いつかこの遺跡から地球を揺るがすような遺物が発掘されない限り推測の域を出ないだろう。

山口敏太郎
作家、ライター。著書に「日本怪忌行」「モンスター・幻獣大百科」、テレビ出演「怪談グランプリ」「ビートたけしの超常現象Xファイル」「緊急検証シリーズ」など。
YouTubeにてオカルト番組「アトラスラジオ」放送中

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Turkish Mayor Suggests Gobekli Tepe Was Created by Aliens(Coast to Coast AM)より
https://www.coasttocoastam.com/article/turkish-mayor-suggests-gobekli-tepe-was-created-by-aliens/

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