報道をまとめると、上島さんは10日深夜、家族からの通報で、都内の自宅から救急搬送されたが、11日午前1時前、搬送先の病院で死亡が確認された。
警視庁によると、上島さんの死亡について、事件性はなし。所属事務所は「亡くなったことは確認が取れました。それ以上のことは今わかりませんが、呆然としています」とコメントしているという。
>>死の淵をさまよっていたダチョウ倶楽部 上島竜兵が「一流」である証拠<<
「一昨年、師匠として慕う志村けんさんがコロナに感染して天国に旅立ってしまい、茫然自失の日々を送っていたようだ。平常時なら、ダチョウ倶楽部の肥後克広、土田晃之、有吉弘行ら『竜兵会』のメンバーたちとともに飲みまくって気を晴らすことができたが、コロナ禍ではそうすることも出来ず、1人でいろいろ溜め込んでしまったのでは」(テレビ局関係者)
61歳で急逝した上島さんは、テアトルエコー養成所、青年座を経て1986年3月、太田プロダクションに所属。その後、肥後、寺門ジモンらとダチョウ倶楽部を結成。上島さんは体を張った「リアクション芸」で人気者になっていたが、気になるのは、上島さんの急逝でメンバーが2人になってしまった同トリオの今後だ。
「もともと、上島さんと肥後は仲が良く、ジモンとは距離を置いていた。それでも、上島さんが3人の仲を取り持っていたが、肥後とジモンの2人でこれまでのようにやるのは難しいだろう。肥後は俳優として、ジモンは食関係の仕事でのソロ活動が増えるのでは。上島さんの遺志を受け継ぐためにも、さすがに、トリオを解散することはないだろうが、トリオのヒットしたギャグのほとんどは上島さんがいないと成立しないものが多かった」(芸能記者)
トリオにとっても、芸能界にとってもかけがえのない存在だった上島さんまで天国に旅立ってしまった。
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・いのち支える相談窓口一覧(都道府県・政令指定都市別の相談窓口一覧)
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