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ロシア出禁リスト入り教授、プーチン大統領は「追い込まれている」演説の違和感指摘

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画像はイメージです

 ロシア政治を専門とする筑波大学名誉教授の中村逸郎氏が、10日放送の『めざまし8』(フジテレビ系)で、プーチン大統領の演説に言及したことが話題となっている。

 昨日5月9日、旧ソビエト時代のナチス・ドイツへの戦勝記念日に演説した大統領。「戦争宣言」を行い、ウクライナで大規模な動員をかけるとの見方も出ていたが、こうした宣言は行われなかった。

 この演説について、中村氏は「(戦果の)巻き返しを図るためには戦争宣言をすることも予想されていたが、それさえもできなかったということで、プーチン大統領は22年間、ロシアの最高指導者の座にあるが、最大の挫折の日だった」とピシャリ。さらに、「プーチン政権の行き詰まりを感じ取った」と私見。

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 ここで西岡孝洋アナウンサーが、同氏が演説で感じたこととして「今までは、堂々と正面を向いて話す印象でしたが、今年は、うつむき加減そして、話す速度が速かったという風に中村先生はおっしゃってます」と代わって解説。

 続けて、「さらにはプーチン大統領の顔が少しむくんでいるのではないか。そういった印象も中村先生は『ある』という風におっしゃっています」と昨年と昨日の演説中の顔写真を比較しながら説明した。

 これを受けて、司会の谷原章介が「今の見た目のむくみ等含めて、体調いかがでしょうか、プーチン?」と質問。中村氏は「意外とまだ大丈夫かなという感じでした」と回答した。

 さらに、同氏は「精神的にかなり追い込まれている」と推測。理由として、プーチン大統領の今までの演説は原稿に目を落とすことはあまりなかったとしながら、「今回はずっと原稿を見ることが多かった」と見解。

 そして、「うまく原稿がめくれない。これはやっぱり精神的な焦り、今回の演説を、早く終えたいという焦りというものが表れたのかなと思ってます」と告げた。

 そんな中村氏の私見に、ネットでは「お前は医者か」といったツッコミもあったが、昨日の会見映像を見ていた視聴者からは「プーチン、活力なく体調が悪そう」「身体のどっかが痛いような表情で喋ってる感じ」「なんか顔が丸くなった」といった声の一方、「肌はツヤツヤやん」「素人目にはまだまだ元気そうだな」「プーチン普通に元気そう ぜんぜん震えたりしてないし歩行もいたってまとも パーキンソン説はなんだったんだべな」と見た人によって様々。

 中村氏は4日、ロシア外務省が発表した日本人63人の入国禁止者名簿に、63番目に入っていたことも話題となったが、「ロシア出禁の人」「出禁リスト63番」「プーチンの犠牲者」という指摘もあった。出禁になったことでプーチン大統領をさらに攻撃しているわけではないだろうが、冷静な解説をお願いしたいところだ。

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