大学進学に伴い、一人暮らしをするために上京してきた真田夏帆さん(仮名・22歳)。初めは、隣の部屋の男性がどんな人物が全く知らなかったという。
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「隣人だったYとは、引っ越しの時に親と一緒に挨拶に行っただけで、それっきり会釈をするぐらいの関係でした。Yは単身赴任中の一人暮らしで、身なりもよくて背も高くて…最初に会った時には正直、タイプだなと思ったんです。でも、たまに通路で奥さんや子どもといるところを見かけたので、“あぁ結婚済か”って思って、それからは興味を失いました」
“既婚者”というフィルターから、あっさりと恋愛対象外となった隣人。その後、トラブルもない平穏な生活が2年ほど続いたが、二人の仲は意外な出来事がきっかけで急接近することになる。
「ある日、深夜に大きめの地震があったんです。慌てて飛び起きたんですが、部屋が停電してしまって…真っ暗で怖いし、取りあえず外に出ました。そしたら、隣のYも外に出ていて目が合ったんです。心細かったのと不安もあって“大丈夫でしたか?”“いつ復旧するんでしょうね”なんて話してました。その時に、彼が単身赴任中で一人暮らしだったことを知ったんです。停電は15分ほどですぐ回復したので、そのままYとは別れました。
部屋に戻ってから気がついたんですが、寝起きで慌てて外に出たのでパジャマの上のボタンが留まって無くて、胸が少しはだけてたんです。“もしかしたら、さっき見られたかも…”と思うと、しばらくドキドキしちゃいました」
隣人Yを“男性”として意識するようになった夏帆さん。その後、Yと外で会うと積極的に話をするようになったという。