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同製品は、音を聴こえやすい音に変換する特許技術を駆使した特殊スピーカー。聴力が衰える高齢者世代などへの利用が期待される。高田は同商品のテレビCMキャラクターを務め、「コマーシャルをいただくことは嬉しい。今回は特にガツンと来ました。ミライスピーカー・ホームは(他人に対してだけでなく)わたしの生活の中でも宝物になると思います。家族全員が持っていてもいいんじゃないかなって思います」と話す。
CM撮影では、得意のアドリブのパフォーマンスをいくつも披露したとのこと。「CMはだいたい5秒から15秒の勝負。インパクトの強いCMを作りたいとみなさん思っているでしょうから、頭から脳みそがこぼれるくらい色々喋らしてもらった。その中で取捨選択してもらったものが使われています」と振り返り、「わたし自身は頑張ったなって。前の日は10時間寝て体調も良かった。見所?最初から最後までですよ」とニヤニヤ。
高田はまた、1月に75歳になったことも紹介。「17歳の時に初めてのオリンピック。去年の東京で2回経験できた。3回目はありますかね。100歳までの間にもう1回オリンピックがあるなら(その歳までは)生きようかなと思います」と話す。
「元気な時は40代」とも振り返り、「年を取ると、思い出話か説教話か自慢話かしなくなる。だからその三つはしないことにしています」とこだわりも述べる。「年齢は75ですけど体は小学生だと思っています。やりたいスポーツ? スノボくらいしかないですかね」と冗談も飛ばしつつ、「ゴルフをたまにやりますけど、エージシュートをやってみたい。80歳の時に80で回ってきたい。無理かな……」と話して、笑顔を見せていた。
(取材・文:名鹿祥史)