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赤坂柿山の「カキヤマシンスタイル」が伊勢丹新宿店本館地下1階「甘の味」にて、2月25日よりリニューアルオープン。田辺が監修したのは同店で扱う定番の薄焼きおかき「慶長」で、「慶長」燻製(本体価格100円)、「慶長」鰹節(本体価格170円)、「慶長」パクチー(本体価格80円)、「慶長」ガーリック(本体価格80円)、「慶長」牡蠣(本体価格80円)などを販売する。
田辺は「赤坂柿山のおかきは、わたしが幼少期の頃から母の教えで食べて来たもの。それをある番組で言ったら、赤坂柿山の社長さんから直接、今回のコラボのお話をいただけたんです。わたしは誰かに何かをプレゼントする時はいつも柿山さんの商品。大好きな柿山さんとコラボできるのは夢のよう。信じられない感覚です。まさか自分が幼い時から食べていたおせんべいをプロデュースするなんて」と感激しきり。
コラボのオファーは昨年の11月くらいに話をもらったと言い、「アイデアを出したらすぐ試作を出してくれて、12月の頭くらいには試作ができていた。一度試食をして意見を出し合って、さらにもう一度作ってくださって、2、3か月のうちにそれを繰り返して、試行錯誤の結果、これが出来上がりました」と制作過程も紹介する。
おかきやおせんべいでは珍しいパクチー味などを提案したことについては、「今までこういうおせんべいの味にはなかったパクチーとガーリックをどうするかは悩みました。味は基本的に万人に愛されるような味にしたいって思っていたんです。パクチーが嫌いな人も食べられるようなものにしたかった。ガーリックもそう。どの味が来ても当たりという風にしたかった」と思いを明かす。
完成した今回の商品はぼる塾のメンバーとも試食済み。「ぼる塾のみんなはみんな美味しいと言ってくれました」と話す。田辺は「できたものは全て想像以上の出来」とその完成度にも自信たっぷり。「今年バレンタインで指原莉乃さんにチョコをたくさんいただいた。このおせんべいは指原さんに食べていただきたい」と話して嬉しそうな表情。
今後、プロデュースしたいお菓子を問われると、「シフォンケーキが得意なんです。売れていない頃は暇な時、お菓子を作るしかなかった。シフォンケーキは出してみたい」とコメント。「先輩でパティシェの方もこれは美味しいって言ってくれるくらいの腕前なんです。最近、お菓子の学校の先生とも知り合う機会があって、シフォンケーキを改めて習いました。シフォンケーキを出したい」と話していた。(取材・文:名鹿祥史)