「お料理の中学生」というチャンネル名で活動してきたねる。父子家庭であることを公表し、家族のために料理を作る様子などを撮影した動画を投稿。動画内では、父との仲の良さを過剰にアピールする一方で、片親家庭であることや家族の愚痴などを自虐的に語ることもあった。
一方、ねるは昨年10月頃に動画の投稿をストップし、これまで投稿していた動画のほとんどを削除。12月6日になり、サブチャンネルに動画を公開し、「幼少期から、父から虐待を受けていました」と告発。動画の再生回数が伸びないことを理由に「バスタオルを口の中に詰められ、殴られ、蹴られました」といった暴行も受けていたことを告白し、児童相談所に相談した上で自宅を出たことを明かしていた。
>>人気男女YouTuber、トータルテンボスから“パクリ”指摘され誹謗中傷が増加? 活動休止理由を報告<<
当時、学費や生活費を自身で稼がなければならない状況になったことも明かし、今後のユーチューブ活動については「何にも考えられません」としていたねる。
その後、動画は投稿されなかったものの、ツイッターは1月に2度ほど更新。しかし、「やり場のない気持ちを、人とか何かのせいにして甘えていたいけど、でも、ここで自分に負けたら先が無いと思うから踏ん張ります。がんばります」「なんか自分捨て犬と変わらない気がしてきた」といった暗いツイートになっていた。
そんな中、2月27日になってねるは「動画投稿再開のお知らせ」という動画を公開。新しく用意した包丁や菜箸などの料理道具を、開封しながら使えるように準備していくという動画になっており、「今は、支援者の人がいてその人のキッチンを借りて撮影しています。安全な場所にいます」と明かした。
また、「今は、お金も撮影機材もないし、前みたいにちゃんとしたご飯は作れないし、前みたいに皆んなが喜ぶ不幸ネタの動画じゃ無いかもしれないけど」「これからは収益の事とか出来る範囲でクリアにして、動画を撮っていきたいと思います」と新たに動画投稿を始めることを報告。次回は早速おにぎりと卵焼きを作ると予告していた。
過酷な状況から脱し、再び動画投稿を始めるねる。ネット上からは「マイペースで無理しないで」「これからは楽しんで動画を作って下さい」「再出発する今後のねるちゃんが楽しみです」という声が集まっていた。
記事内の引用について
ねる公式ユーチューブチャンネルより
https://www.youtube.com/channel/UCH_aj5EbGHRIv2rZrQ1Wfqw