博士は松井氏よりも前に維新関係者とバトルを繰り広げている。それが元大阪府知事、元大阪市長の橋下徹氏だ。博士は橋下氏に弁護をお願いすると述べているが、これはもちろんネタ的なものだろう。
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バトルの発端は、2013年6月15日に博士が関西の番組『たかじんNOマネー〜人生は金時なり〜』(テレビ大阪系)を生放送中に突如、降板したことによる。この前に橋下氏が「小銭稼ぎのコメンテーター」と発言しており、これに博士が「橋下さんが小金稼ぎと言ったので、僕今日で番組を降ろさせていただきます」とスタジオを後にしたのだ。これだけ見れば、博士が橋下氏の発言に怒ったように見えるが、実は橋下氏が2003年に『サンデージャポン』(TBS系)の生放送中に起こした降板劇のパロディだったようだ。橋下氏は後に「小銭稼ぎ」発言を撤回している。
しかし、博士の中には橋下氏を始め、維新関係者に対する不信感はいまだに存在しているようだ。
16日のツイッターでは「テレビ大阪『たかじんNOマネー』橋下知事が従軍慰安婦問題の時、徹夜で勉強してスタジオ収録後、打ち上げで橋下知事が顧問弁護士をする「飛田新地研究会」へ誘われた瞬間の気持ちは生涯忘れられない。彼らは絵に描いたような二枚舌だった」と裏話を暴露している。
テレビ番組で戦争中の性的な問題を扱いながら、夜に性風俗へ誘われたことに博士は納得がいかなかったのだろう。橋下氏はかつて飛田新地料理組合の顧問弁護士を務めていたことがある。
さらに博士は、17日には「ボクはたけしさんのためなら命を懸ける覚悟で弟子入りしたし、既に長生きしたと思っているけど、たまたま維新の政治の時代に大阪に住み、コロナ禍の失政で命を粗末にされた市民はその人生を何と思うだろうか」とも問いかけている。
博士の怒りは松井氏ばかりではなく、橋下氏を含めた維新関係者全体へ向けられていると言えるだろう。今後の展開にも注目したい。
記事内の引用について
水道橋博士のツイッターより https://twitter.com/s_hakase