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元「オフィス北野」に所属するフェラーリ社長芸人は水道橋博士の親戚だった

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水道橋博士

 「オフィス北野」といえば、ビートたけしが88年に設立した芸能事務所。黎明期を支えたのは、たけしとたけし軍団だった。18年3月にたけしが独立・退社して、長い歴史に終止符。たけしは新事務所「T.Nゴン」を立ち上げ、残ったつまみ枝豆とダンカンは新会社「株式会社TAP」を設立した。

 多くの元たけし軍団は残留したが、浅草キッドのように玉袋筋太郎は退所し、水道橋博士は残るパターンがある。また、今をときめくEXITのりんたろー。の元相方である北見も所属しており、多種多様なタレントがいる。

 そんななか昨年、並み居る大御所の年収をはるかに上回るピン芸人が入所した。メディア登場はほぼゼロの「ジョニー小野」だ。

 元地下芸人のジョニーは、シェアハウスや民泊の掃除をするハウスクリーニング、コーヒー豆の店、活きエサを養殖する「プレミアムデュビア」の3社を経営する会社社長。プレミアムなゴキブリを高級なエサとして養殖する会社は、競合がいない分ほぼ独占市場。コロナ禍をモロともせず、業績は好調だ。

 「高級外車を4台、国産車を2台も保有するスーパーセレブ社長。昨年12月に事務所関係者から紹介された水道橋博士は、テレビ電話で面接して即採用。博士お抱え運転手のタクシードライバーならぬ“ハカセードライバー”として、毎回オープンカーのポルシェで送迎してもらっています」(お笑い通のフリーランスエディター)

 ​>>「美人であれば読書などしなくても良い」水道橋博士、アイドルへの発言が炎上 謝罪投稿も批判止まず<<​​​

 通常、社用車は事務所が支給する。しかしジョニーの場合は、自家用車の持ち込みをあえて希望した。大事なタレントを乗せるため、法定速度は厳守。1キロでもオーバーすると即刻クビにすると事務所から通達されている。コロナ禍の状況を考え、あえてオープンカーにしている。

 ジョニーが所持するほかの外車は、ベンツ、BMW、そしてフェラーリ。フェラーリは1987年のイタリア登録車で世界に数台しかない。愛用車の座席は、すべて革張りだ。

 ジョニーが博士に付いてから、まさかの事実が発覚した。

 「博士の部屋の模様替えを手伝っていたある日、生まれたときに祖父からもらったという5キロほどの虎の彫像が出てきました。それを見たジョニーは、同じ岡山県出身の自分の父も持っていたことを思い出しました。祖父と父は倉敷市出身。のちに調べると、ジョニーと博士が親戚関係にあったことが分かりました。博士の本名は小野正芳。ジョニーの叔父にあたるそうです」(前出のフリーランスエディター)

 タレントと芸人兼業ドライバーという関係から、親戚に一転。41歳で、女房と子どもがいるジョニー。妻には、副業で芸人をしていることを内緒にしているという。

 面白ネタに事欠かないのは、さすが“たけしのDNA”が流れている博士だ。

(伊藤由華)

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