>>29歳女、飲酒運転を隠そうと除菌ジェルを飲み干す アルコール値は上昇、裏目に出たか<<
アメリカ・ユタ州で、39歳の自称億万長者の男が、女性(年齢非公開)を誘拐し監禁。女性に恐怖を植え付けるため、死への執行猶予を表す「6」という数字を女性の手に刻んだと海外ニュースサイト『KSL News』と『Fox News』、『New York Post』などが1月2日までに報じた。
報道によると、男は女性を誘拐し自宅に監禁していたという。監禁中、男は女性が失禁するまで首を絞め、ベルトで女性の体や顔を殴打するなどしていたそうだ。男は女性ののどにナイフ、頭に銃を突きつけ、殺すと脅したりもしていた。男は女性の兄弟や母親に危害を加えるとも話していた。なお、誘拐した動機や2人の関係については6日までに明かされていない。
また監禁中、男は女性の左手に「6」という数字をナイフで刻んだ。手の甲か手のひらか、具体的な場所は不明である。警察によると「6」を刻んだ意味について、男は女性に対し「自分を愛する、または殺されるまでの期間が6カ月だ」と説明していたという。
監禁されてから数週間後、女性は男の目を盗んで友人に助けを求めるメッセージを送った。メッセージを送ったツールは不明だ。友人は警察に通報。警察が男の家を訪れ、女性を保護し、男を逮捕した。保護された際、女性は両目の周りに打撲傷を負っていて、ろっ骨の痛みと呼吸困難を訴えたそうだ。女性の容体は明かされていないが、病院に運ばれ手当てを受けている。男は誘拐の罪と暴行の罪などで逮捕され、保釈なしで刑務所に拘留されている。
報道によると、男は警察に対して億万長者を名乗り、ビジネス特化型SNS「LinkedIn」のプロフィール欄には医療大麻を扱う医師を紹介するサービスの社長だと記していた。2020年、男は地元テレビ局に取り上げられ、インタビューで自分の事業について語っていたこともある。男の話が事実かどうかは6日までに明らかになっていないが、男に多額の資産があることは確認されている。保釈すると金銭を使って国外などに逃亡する可能性があるため、男は正式に告発されるまでの間は保釈なしで刑務所に拘留されることになったという。
なお、男は女性を監禁していた家とは別にアリゾナ州にもう一軒、家を所有していた。警察が男の家に訪れた日の翌日、男は自分とともに女性をアリゾナ州の家に移動させる計画を立てていた。
このニュースが世界に広がると、ネット上では「聞くにたえない残酷なニュース」「監禁、暴行もそうだけど、女性の手に刻んだ数字の意味が怖すぎる。精神が異常」「女性が友人に助けを求められてよかった。男は女性に執着していそうだしきっと一瞬の隙だったのだろう」「監禁中、女性は食事などは与えられていたのだろうか」「なんらかの男女関係のもつれから事件が起きたのか」などの声が挙がっていた。
今回のニュースを見聞きし、ゾッとする思いをした人も多いようだ。それほどまでに男の犯行は卑劣で残酷なものである。
記事内の引用について
「Salt Lake self-proclaimed millionaire kidnapped, tortured woman, police say」(KSL News)より
https://www.ksl.com/article/50319525/salt-lake-self-proclaimed-millionaire-kidnapped-tortured-woman-police-say
「Utah ‘millionaire’ carved deadline into kidnapping victim’s hand to ‘love him or be killed,’ police say」(Fox News)より
https://www.foxnews.com/us/utah-millionaire-held-woman-captive-love-him-be-killed
「Utah ‘millionaire’ allegedly kidnapped, tortured woman in his home for weeks」(New York Post)より
https://nypost.com/2022/01/02/utah-millionaire-allegedly-kidnapped-tortured-woman-for-weeks/