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紅白、視聴率ワースト更新で打ち切りが現実味を帯び始めた? 高齢者層も離れたか

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NHK

 昨年大みそかに放送された「第72回NHK紅白歌合戦」の関東地区の平均世帯視聴率(ビデオリサーチ調べ、以下同)が第1部が31.5%、第2部が34.3%を記録。2部制となった1989年以降で最低の数字となった。

 ​>>『ガッテン』『生活笑百科』続々打ち切り? 番組の共通点と次のターゲットは<<​​​

 昨年の紅白は2年ぶりの有観客となったが、特に目玉と言える歌手はなし。しかし、これまでの強敵で、毎年大みそかに民放では圧倒的にトップの視聴率を叩き出していた日本テレビ系「笑ってはいけない」シリーズが休止とあって、昨年を上回る高視聴率獲得への追い風になると思われていた。

 ところが、大台を超えた昨年の40.3%から6.0ポイントも下回り、史上初めて35%を割ることになってしまったのだ。

 「全体的に淡々と進行し過ぎて、出場歌手が曲の歌唱前後にトークする時間が短過ぎた。おまけに、若い視聴者のテレビ離れが加速しているのに、若い視聴者を取り込もうとした歌手選考で、高齢層の視聴者が一気に離れてしまったと思われる」(放送担当記者)

 4日付の一部スポーツ紙によると、同局の人気ドキュメンタリー番組「プロフェッショナル 仕事の流儀」が、3月いっぱいでレギュラー放送を終了。今後は月に1回程度の特別版の放送を予定しているという。

 気になる終了の理由だが、長年続く中で、取り上げる職業のジャンルも狭まり、徐々にインパクトが薄れたため、一定の役割を終え、さらに最近では視聴率が4%前後と低迷していたという。

 同局では現在、元みずほフィナンシャルグループ社長の前田晃伸会長が大改革を推進中。番組のマンネリを嫌い、すでに長寿番組である「ガッテン!」、「生活笑百科」の打ち切りが報じられている。

 「前田会長は紅白の存続に否定的。任期切れを迎える23年1月までに打ち切りにしようとしているが、視聴率ワースト更新でその口実を与えてしまった」(NHK関係者)

 今後、局内で議論が交わされることになりそうだ。

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