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玉川徹氏「水際対策の意味がない」沖縄米軍基地クラスターに怒り「米軍基地がオミクロンの最初の発生源に」

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画像はイメージです

 20日放送の『羽鳥慎一モーニングショー』(テレビ朝日系)で、同局局員でレギュラーコメンテーターの玉川徹氏が、沖縄米軍基地のコロナクラスターに怒りの声を上げた。

 ​>>玉川徹氏の持論に医師がピシャリ「そんなことはない」 メルクのコロナ薬を「つなぎかな」発言で物議<<​​​

 沖縄県にあるアメリカ海兵隊の駐屯地、通称「キャンプ・ハンセン」で、5日間で186人という大規模なクラスターが発生した。

 今回のウイルスがオミクロン株かどうかは現時点では不明だが、この日出演していた昭和大学客員教授の二木芳人氏は「恐らく軍隊ですから、かなりの率でワクチンを打っていると思う」と推測しつつ、「ワクチンを打っていても、それを超えて感染を広げるオミクロン株という可能性がある」と警戒を強めた。

 同基地では「ワクチン2回接種済の場合は、基地内を自由に行動できる」と取り決められているようだが、県から外出禁止を命じられているにも関わらず、隊員たちは夜な夜な街へ繰り出し、マスクを着けずに歩いているという。

 これについて、玉川氏は「『ワクチン2回接種で自由』という基準は、オミクロン株には全くナンセンスですよね。この基準があるので自由にしていますと言われても困りますよね、日本としては」と苦言。

 続けて、「日本人に対しては、多くの私権制限をしながら水際を守っているところですよね」とした上で、「それが全く別ルートでアメリカの感染者が日本に入って来られるということであれば、もう、国の信義上成り立たないですよ」と日米の信頼関係が崩れると危惧。

 また、「このままでは、むしろ米軍基地がオミクロンの最初の発生源になるという形になってしまいますよ」と警告した同氏。そして、「沖縄だけじゃないでしょう、米軍基地があるところは。みんなこうだってことでしょ?」と私見を述べつつ、「そういうところから今回のオミクロン株の感染が始まっていくとしたら、せっかく水際を頑張ってやってることが意味なくなっちゃうんですよ」と語気を強めていた。

 SNS上では「玉ちゃんの大正論炸裂キター」「玉川、正しいぞ!」と支持する声もある一方、格好の話題に同氏が久々に声を上げていたことから、「玉ちゃんいきなり饒舌に」と皮肉を言うユーザーも。また、「こんなきっかけで拡がっちゃうのか。国民がどんなに頑張ってもなぁ」「基地内にどうやってオミクロンが入ってきたんだろ」「集団生活してるのに米軍緩みすぎじゃない」といった不安や疑問のつぶやきも見られた。

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