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ついに大台超えならなかった『ドクターX』、局は今後別のシリーズに力を入れる?

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米倉涼子

 女優の米倉涼子主演のテレビ朝日系大ヒットドラマ「ドクターX~外科医・大門未知子~」の最終回が16日に放送され、平均視聴率が世帯17.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)を記録した。

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 100年に1度のパンデミックで新局面を迎えた日本最高峰の大学病院「東帝大学病院」を舞台に、大門未知子の新たな戦いを描いてきた第7シリーズ。全10話の平均視聴率は世帯16.5%、個人9.7%で、今年放送された全民放連続ドラマの中で1位となった。

 しかし、最高視聴率は初回の19.0%。第7話では、これまでのシリーズで最低となる14.9%を記録。結局、最終回まで〝大台〟となる20%超えはならなかったのだ。

 「松下奈緒、田中圭、瀬戸朝香、最終回では萬田久子らゲストを大量投入したが、それほど効果がなく、田中の回はこれまでの最低視聴率。結局、これまでと全く変わらないパターンの展開に視聴者が飽きてしまった。そのことは米倉や制作サイドもよく分かっているはず」(テレビ局関係者)

 シリーズを重ねるごとに年齢も重ねてしまっていることから、米倉は高いヒールで動き回って体が悲鳴を上げてしまったとの報道もあったほどだったが、今後、新シーズンの放送は微妙なようだ。

 「米倉は数年前から海外進出をめざしているので、そろそろ計画を実現に移すことになるのでは。以前から計画されていた映画化も、今シリーズの視聴率ではなさそう。それよりも年に1回ぐらいのペースで、ドラマスペシャルでやった方が視聴率が取れるのでは。そろそろ、テレ朝も『ドクターX』に代わるドラマシリーズを制作して人気コンテンツに育てる必要性に迫られたが、ポスト『ドクターX』は昨年放送されて高視聴率を獲得した『七人の秘書』になりそうだ」(芸能記者)

 米倉はそろそろお役御免になりそうだ。

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