その後、続々と大みそかの各局の裏番組が発表されているが、強力な〝ライバル〟になりそうな番組もない。
「昨年まで放送されていた日本テレビ系の『ダウンタウンガキ使SP』は放送されず、大型お笑い特番が放送されるが、『ガキ使SP』ほど数字は取れないだろう。とはいえ、その分の視聴率が紅白に上乗せされるとは思えないが」(放送担当記者)
>>紅白の裏番組『ももいろ歌合戦』が遂に地上波昇格? 今年も大物出演の可能性大<<
昨年の紅白の第2部の平均世帯視聴率は40.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)だったが、最高視聴率を獲得した出場歌手は、今年から活動休止に入るため、休止前のラスト紅白となった嵐の47.2%。
昨年の視聴率上位の歌手のうち、4位のGReeeeNは今年選ばれず、5位のOfficial髭男dismは出場を辞退した。
発表された出場歌手は紅組22組に対し、白組21組と1組少なくしているが、ニュースサイト「FRIDAYデジタル」(講談社)によると、そこにサプライズを用意しているのだとか。
NHK側は嵐の1夜限りの復活をジャニーズ側にお願いしているそうで、白組でギタリストの布袋寅泰が出場。
これは間違いなく、今年行われた東京パラリンピックの開会式を意識してのキャスティングで、NHKとしては嵐に東京五輪番組のテーマソングである「カイト」を歌って欲しいのだとか。
11月3日に行われた、嵐のライブフィルム上映会で、映画のPRのために大野智を除く4人のメンバーがサプライズ登場したことで、NHKがオファーに前向きになり、水面下で交渉しているというのだが……。
「さすがに、4人でパフォーマンスすることはあり得ない。NHKの五輪番組には櫻井翔と相葉雅紀のみが出演していたが、紅白での五輪を振り返るコーナーに2人が出演するのが限界なのでは」(芸能記者)
出演が実現したとして、アーティストのパフォーマンスよりも数字を取ったらシャレにならない事態になりそうだ。