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『サンモニ』寺島氏、安倍元首相の「台湾有事は日本有事」に反論 「守るのは当然」批判の声も

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画像はイメージです

 5日放送の『サンデーモーニング』(TBS系)で、ジャーナリストの寺島実郎氏が、安倍晋三元首相が中国による台湾侵攻について持論を展開したことについて、独自の見解を示した。

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 番組は安倍元首相が「地理的に日本に重大な危険を引き起こす」「台湾有事は日本有事であり、日米同盟の有事」と語った動画を放送。その後、安倍元首相の発言の真意などを検証することなく、中国が反発していることを繰り返し報じ、寺島氏に意見を求めた。

 寺島氏は「この問題に関しては、リーダーっていうのは本当に思慮深くなきゃいけない。台湾有事は日本有事だと。台湾を守るために日本が動きますかっていう話なんですけども。これまでも何回も言ってるように、台湾には米軍基地ってのは一切ないわけです。となるとですね、もし台湾海峡で何か激突が起こった場合には、自動的に日本の沖縄の米軍基地が巻き込まれるだろうっていう意味において、確かに台湾有事は日本有事と解説的に言えばそうなんだ」とコメントする。

 そして、「だけど台湾と日本の間に共同防衛条約があるわけでもない。尖閣問題について台湾は中国と同じようにですね、尖閣の主張っていうの領有を主張してるわけですね。そういったところをよく判断してですね。日本の青年の血を流してまで中国と戦争しますかっていうことをね、我々は今議論しようとしてるんだってことについて、より真剣で慎重でなきゃいけないってことをね、日本人は自覚すべきだと思います」と語った。

 この発言に、「台湾を見捨てろと言うことか」「台湾が中国に落ちれば当然次は、沖縄、日本となる。守るのは当然だ」「指をくわえて見ていたら、日本人の生命が危うくなる。そういう視点が全くない」「ずっと中国に思慮していたから、今の危機的状況がある」「震災の際にいろいろと協力してくれた台湾に対し、実に冷酷」と怒りの声が上がる。

 また、「本来中国に台湾に侵攻しないよう言うべきではないのか」「台湾は国内問題という主張を丸呑みして語っている時点で、どこの国の人なんだと思わざるを得ない」「戦争を起こさないと言うなら、中国に釘を刺すべきだ」と厳しい指摘も。ただし、番組のファンからは「納得した」「戦争は良くない」という擁護も出ていた。

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