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「斤量がもの言う」 ジャパンカップ 藤川京子の今日この頃

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藤川京子

 ブルーム、グランドグローリー、ジャパンと海外から参戦してきた馬が3頭います。いずれも日本の競馬場に適応できるかは当日に分かります。馬券を買う方としてはレースがスタートしてからでは間に合わないので悩ましいのですが、薄いデータとしてはブルームと天皇賞・春2021で2着だったディーブボンドがフォワ賞(仏)で対戦した事があり、ディーブボンドが1着でブルームが僅かな差で2着でした。

 これを東京の馬場に置き換えるのは少し無理がありますが、そのブルームは前走のBCターフ(米)で2着でしたけれど、同じレースに出走していたジャパンは0.5秒差の4着だったことから、力差としてはディーブボンド→ブルーム→ジャパンなのかもしれません。ディーブボンドも東京の馬場は1度しか走ったことはありませんが、ダービーでは5着でその時に勝ったのがコントレイルでした。

 もう1頭のグランドグローリーは、前走のGIでは1着とタイム差の無しの2着ですから覇気があると思います。日本の芝に適応できるかは未知数ですが、斤量が55kgで軽くなるので、普段は57kgか58kgで走っていましたから、それ以上のパフォーマンスが期待されます。走った事がないから駄目という事はないので、もしかしたら東京コースの方が向いている可能性もあるますから、ここは賭けになります。

 日本馬がフランスの凱旋門賞などで何度か2着を経験した事もあるので、逆もあり得ると思います。そうなるとコントレイルvs海外馬も想定されます。オカルト的にはジャパンという名を貰った馬がなんて気がしますが、メンバーの中で最も斤量が軽いのはオークス馬ユーバーレーベンの53kgで、これは相当有利だと思いますし、近年の過去3年はいずれも斤量53kgの馬が一頭しか出走していないのに3着までに絡んでいます。言い方を変えると、牝馬が3着までに来る可能性が非常に高いのです。昨年は3頭の牝馬が出走しましたが、1着から4着までに入りました。しかし、法則的には前走が秋華賞組となるのですが秋華賞2着までの馬でしたから、オークスでは勝っていますがユーバーレーベンの秋華賞は例年とは違い阪神で行われたとは言え13着だったので、有利ではありますが、回ってきただけでしたので不安材料があります。

 今回出走する牝馬はユーバーレーベン、シャドウディーヴァと海外組のグランドグローリーですから怪しい雰囲気が漂ってきます。それと凱旋門賞は3歳馬を勝たせるレースなんて事も耳にした事があります。ジャパンカップはどうでしょうね。それともう一つは、今年のダービー馬で斤量55kgで走れる3歳牡馬シャフリヤールも、昨年のコントレイルが55kgで2着だった事が頭をよぎりますのでここは押さえます。馬券は軽斤量組と実績組に分けて組み立てました。

ワイドBOX 6、11、14、2
ワイドBOX 2、3、18、7

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