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ハッシーの中央競馬新馬セレクション【11/13阪神・11/14東京】

【今週デビューの注目馬】
☆アーティット
 2021年11月13日(土)阪神第5R芝1800m戦に出走予定のアーティット。馬名の由来は「太陽、日曜日(タイ語)」。牡、鹿毛、2019年4月19日生。栗東・友道康夫厩舎。父ディープインパクト、母アブソリュートレディ、母父Galileo。生産は千歳市・社台ファーム、馬主は金子真人ホールディングス。2020年セレクトセール1歳市場において2億4200万円(税込)で落札された。半姉に16年仏1000ギニー(GI)、仏オークス(GI)を勝ったLa Cressonniere(父Le Havre)がいる。本馬はディープインパクト産駒らしい柔らかみというよりも、母父Galileoの血かやや硬さがある動きだったが、調教が進むにつれて全体の連動性が良くなり、しっかりとしたフォームで素軽い動きをするようになってきた。胸が深く心肺機能が高そうで、キレよりも長く良い脚を使って中距離路線で活躍しそうだ。なお、鞍上にはC・ルメール騎手を予定している。

☆クロスマジェスティ
 2021年11月14日(日)東京第6R芝1600m戦に出走予定のクロスマジェスティ。馬名の由来は「冠名+父名の一部」。牝、鹿毛、2019年3月28日生。美浦・水野貴広厩舎。父ディーマジェスティ、母テンザンコノハナ、母父カリズマティック。生産は新ひだか町・藤原牧場、馬主は辻高史氏。2020年セプテンバーセールで836万円(税込)で落札された。半兄には芝、ダートで勝利を挙げているメイショウテンモン(父ディープブリランテ)がいる。本馬はディープインパクト産駒の中でも筋肉質な父の血を受け継いだがっちりとした好馬体の持ち主。特に走らせるとブレが少なく、地面をしっかりとつかんだ走りは目を見張るものがある。距離はマイルから2000mあたりで活躍しそうだ。なお、鞍上は武藤雅騎手を予定している。

※出走予定競走には、馬の体調等により出走しない場合があります。

<プロフィール>
ハッシー
 山梨県出身。北海道・浦河にある生産牧場での牧童経験を活かし、馬の適性を見極める。特技は寝わら上げ。本サイト毎週火曜掲載の「ハッシーの地方競馬セレクション」、土曜掲載の「ハッシーのロックオン~狙ったレースは逃さない!~」も担当している。

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