☆リアド
2021年10月24日(日)阪神第5R芝1800m戦に出走予定のリアド。馬名の由来は「中庭にある邸宅(アラビア語)」。牡、鹿毛、2019年2月17日生。栗東・友道康夫厩舎。父ディープインパクト、母タイタンクイーン、母父Tiznow。生産は安平町・ノーザンファーム、馬主は大塚亮一氏。2019年セレクトセール当歳市場において5億760万円(税込)で落札された。半兄には芝で6勝を挙げたミラアイトーン(父Lonhro)、半姉には20年NHKマイルC(GI)で3着に入ったギルデッドミラー(父オルフェーヴル)がいる。本馬は四肢がスラっと伸び、走るディープインパクト産駒らしい丸みのあるシルエットをしている。ゴムまりのような弾力のある上質な筋肉とバネを持っており、軽さや柔軟性から極上の切れる脚を武器に活躍しそうだ。距離はマイル~2000mあたりを得意としそう。なお、鞍上には福永祐一騎手を予定している。
☆ガストン
2021年10月24日(日)新潟第5Rダート1200m戦に出走予定のガストン。馬名の由来は「人名より」。セン馬、黒鹿毛、2019年2月24日生。美浦・武井亮厩舎。父シルバーステート、母ミッキーパール、母父タニノギムレット。生産は安平町・ノーザンファーム、馬主は吉田和美氏。半姉には芝で2勝を挙げたヴィンクーロ(父キズナ)がおり、伯父には11年天皇賞(秋)(GI)を勝ったトーセンジョーダン(父ジャングルポケット)がいる。本馬は全体的に幼くもう少し厚みが欲しいシルエットをしているが、可動域が広く、前肢を高く上げる跳びの大きいダイナミックなフォームをしている。セン馬にするくらいだから気性面を考えて短距離戦を使うのだろうが、本質的にはマイルから2000mくらいの距離が合いそう。ダートでのデビューとなるが、芝でも良さそうな走り。なお、鞍上には菅原明良騎手を予定している。
※出走予定競走には、馬の体調等により出走しない場合があります。
<プロフィール>
ハッシー
山梨県出身。北海道・浦河にある生産牧場での牧童経験を活かし、馬の適性を見極める。特技は寝わら上げ。本サイト毎週火曜掲載の「ハッシーの地方競馬セレクション」、土曜掲載の「ハッシーのロックオン~狙ったレースは逃さない!~」も担当している。