☆チェルノボーグ
2021年10月10日(日)東京第5R芝2000m戦に出走予定のチェルノボーグ。馬名の由来は『「黒い神」を意味するスラヴ神話の神』。牡、青鹿毛、2019年5月15日生。栗東・藤原英昭厩舎。父ディープインパクト、母コンテスティッド、母父Ghostzapper。生産は千歳市・社台ファーム、馬主は社台レースホース。愛馬会法人・社台サラブレッドクラブの募集馬で総額8000万円。全兄には21年金鯱賞(GII)や18年中日新聞杯(GIII)を勝ったギベオンがいる。本馬は5月生まれと遅生まれであるが、馬格があり非常に見栄えのする均整の取れた好馬体の持ち主。繋ぎはやや立ち気味であるがクッション性が良く、全体の連動性も柔軟性があって非常に良い。追い切りでは右へ左へと若さを見せているが、それでいてしっかりと時計が出ておりポテンシャルの高さを感じさせる。如何にもキレがありそうなステップをしており、キレのある末脚を武器に活躍してくれることだろう。なお、鞍上は福永祐一騎手を予定している。
☆ルージュアルル
2021年10月10日(日)東京第5R芝2000m戦に出走予定のルージュアルル。馬名の由来は「冠名+南フランスの都市名」。牝、栗毛、2019年2月14日生。美浦・国枝栄厩舎。父ハーツクライ、母レッドエルザ、母父Smart Strike。生産は洞爺湖町・レイクヴィラファーム、馬主は東京ホースレーシング。愛馬会法人・東京サラブレッドクラブの募集馬で総額3000万円。半兄には芝で4勝を挙げ、20年日経新春杯(GII)で2着に入ったレッドレオン(父ディープインパクト)や、半姉には芝で4勝を挙げたレッドアステル(父ディープインパクト)がいる。本馬はスラっとした脚長で全体的にはもう少し厚みが欲しい馬体をしているが、走らせると体幹がしっかりとしており、非常にバネがある伸びやかな軽い走りをしている。8月下旬に入厩してからじっくりと乗り込まれ、しっかりと基礎体力がつき仕上がりは上々。デビュー戦から力を発揮してくれることだろう。なお、鞍上は横山武史騎手を予定している。
※出走予定競走には、馬の体調等により出走しない場合があります。
<プロフィール>
ハッシー
山梨県出身。北海道・浦河にある生産牧場での牧童経験を活かし、馬の適性を見極める。特技は寝わら上げ。本サイト毎週火曜掲載の「ハッシーの地方競馬セレクション」、土曜掲載の「ハッシーのロックオン~狙ったレースは逃さない!~」も担当している。