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ハッシーの中央競馬新馬セレクション【10/31阪神・10/31東京】

【今週デビューの注目馬】
☆ヴァレーデラルナ
 2021年10月31日(日)阪神第5R芝1600m戦に出走予定のヴァレーデラルナ。馬名の由来は「月の谷(西)」。牝、鹿毛、2019年1月17日生。栗東・藤原英昭厩舎。父ドゥラメンテ、母セレスタ、母父Jump Start。生産は安平町・ノーザンファーム、馬主はラ・メール。2019年セレクトセール当歳市場において1億800万円(税込)で落札された。半兄には芝で1勝を挙げて1勝クラスでも上位争いをしているダノンセレスタ(父ハーツクライ)がいる。本馬はスラっとした脚長で、トモにもしっかりと良質な筋肉が付いたバランスの良い好馬体の持ち主。柔らかみがありながらミスプロ系らしい厚みと力強さがある。追い切りではバネがあり、跳びが大きく軽く坂路を上がっているように見えて好タイムが出ている。ポテンシャルの高さは疑いようがなく、長く良い脚を武器にマイルから中距離で活躍しそうだ。なお、鞍上には岩田望来騎手を予定している。

☆アスクヴィヴァユー
 2021年10月31日(日)東京第5R芝1800m戦に出走予定のアスクヴィヴァユー。馬名の由来は「冠名+万歳」。牡、芦毛、2019年4月10日生。栗東・藤原英昭厩舎。父ディープインパクト、母バディーラ、母父Unbridled’s Song。生産は新ひだか町・千代田牧場、馬主は廣崎利洋HD。2019年セレクトセール当歳市場において1億2960万円(税込)で落札された。全兄には14年朝日杯FS(GI)を勝ったダノンプラチナがいる。本馬は全兄ダノンプラチナに似てディープインパクト産駒ながらがっちりとしたシルエットをしており、胸が深く心肺機能が高そうな印象。四肢にバランスよく体重が乗っており、立ち姿にも安定感がある。追い切りではバネがあり、弾むようなフットワークで坂路を駆け上がっている。入厩後は入念に乗り込まれており、仕上がりも良く初戦から期待できる。なお、鞍上には福永祐一騎手を予定している。

※出走予定競走には、馬の体調等により出走しない場合があります。

<プロフィール>
ハッシー
山梨県出身。北海道・浦河にある生産牧場での牧童経験を活かし、馬の適性を見極める。特技は寝わら上げ。本サイト毎週火曜掲載の「ハッシーの地方競馬セレクション」、土曜掲載の「ハッシーのロックオン~狙ったレースは逃さない!~」も担当している。

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