警察によると、男は29日正午ごろ、尼崎市内のスーパーマーケットで、職務質問をした28歳の男性巡査長に対し、腹を殴った疑いが持たれている。男は前日の28日、このスーパーマーケットに、マスクを付けずに入店し、それを咎めた客と口論になっていた。
翌日になり、男が来店したところで店員が警察に連絡。駆けつけた警察官が職務質問をしたところ、腹を立て警察官の腹を殴り、公務執行妨害の疑いで現行犯逮捕した。現在のところ、男の認否は明らかになっていない。
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新型コロナウイルスの新規感染者が東京でも20人を切る日が出るなど、全国的に収束ムードが漂うことや、ワクチンを2回接種した人が増えたことで、高齢者を中心にマスクをしない人も増えつつある現在だが、イギリスやロシアでは新規感染者が激増するなど、世界的に見ると増加傾向にある。そんな現状でも「マスクをする」ことが、日本にコロナを蔓延させない手段の1つであることは、変わりがない。
マスクをせずスーパーマーケットに行き、咎められると口論した上、翌日職務質問をした警察官を殴るという行為に「あり得ない。尼崎って、本当に怖いよね」「本当にこの世代は社会のルールを守ろうとせず、自分が特別だと思っている。老害」「ワクチン無敵だと思っているんだろうか。ブレイクスルー感染だって考えられるのに」「許せないと言うか、情けない」など怒りや呆れの声が上がっていた。