アメリカ・イリノイ州で、29歳の男性と女性(年齢不明)のカップルとともに酒を飲んでいた28歳女が、男性にキスを求めて拒否され、腹を立てて男性を射殺したと海外ニュースサイト『Chicago Sun-Times』と『ABC 7 Chicago』などが10月18日までに報じた。
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報道によると女は、家でカップルと3人で酒を飲んでいたという。家が女の家だったのかカップルの家だったのかは不明だ。酒を飲み始めてしばらくして、女は男性に「私にキスしてほしい」と要求した。しかし男性は拒否。その代わり、男性は交際相手の女性にキスをしたという。
男性が彼女にキスするのを見て、女は今度は彼女に「私にキスしてほしい」と求めた。しかし彼女もキスを拒否。女は嫉妬し、再び男性に自身にキスをするように言ったが、再び拒否されたという。これに女は激怒し、家にあった銃を手に取って男性を射殺したそうだ。女がどれほど酒を飲んでいたかは不明だが、最初はカップルとともに楽しく飲んでいたものの、男性に2回キスを拒否されて態度が一変したと伝えられている。なお、女性とカップルがどれほど親しかったのかは不明である。
男性の彼女が通報し、女は駆けつけた警察によって逮捕された。警察によると、女が犯行に使用した銃は男性のものだったそうだ。男性がなぜ銃を持っていたのかや、銃を所持するのに適切な許可を得ていたのかどうかは明かされていない。
当初の報道では女とカップルが一緒に同州に引っ越してきて、3人で一緒に住んでいたとの情報もあったが、女の弁護士が3人で住んでいたという情報を否定している。弁護士によると、女は犯行現場から9マイル(約14.5キロ)ほど離れた場所に3人の幼い子どもたちとともに住んでいたそうだ。女は結婚しているものの夫と別居中で、夫とは一緒に暮らしていなかった。犯行があった日、子どもたちは家に子どもだけでいたのか、夫が世話をしていたのかは不明である。
このニュースが世界に広がると、ネット上では「奇妙で気になる部分が多いニュース。なぜ女は否定されるに決まっているのに男性にキスを求めようと思ったのか。酒に酔っていたのかもしれないけど、殺人なんてあり得ない」「女は男性のことが好きだったのかもしれない。だからと言って銃で撃つなんて狂っているが」「そもそも夫がいるのに男性にキスを求めるなんてどうかしている。しかも彼女がいる前で求めるなんて、少し感覚がおかしい人」「目の前で彼氏の殺害を目撃した彼女のことを思うときつい」などの声があがっていた。
不可解な点もいまだに多い事件だが、いずれにせよキスを拒否されたというだけの理由で人を殺した女の犯行は許されない。
記事内の引用について
「Woman killed man at Rolling Meadows home after he refused to kiss her, prosecutors say」(Chicago Sun-Times)より
https://chicago.suntimes.com/crime/2021/10/16/22730272/woman-killed-man-at-rolling-meadows-home-after-he-refused-to-kiss-her-prosecutors-say
「Woman killed man at Rolling Meadows home after he refused to kiss her, Cook County prosecutors say」(ABC 7 Chicago)より
https://abc7chicago.com/rolling-meadows-shooting-arbor-drive-preserve-at-woodfield-cook-county/11140006/