各紙などによると、2012年に2部門でトニー賞を受賞したブロードウェーミュージカルの日本版で、1899年の米・ニューヨークを舞台にした新聞販売の少年たちの奮闘を描いたストーリー。当初は20年5月に上演を予定していたが、コロナ禍で中止となり、今回、ようやく上演されることになった。
>>タッキー副社長体制のジャニーズ事務所内で起こり始めた異例の事態にファンから反発も<<
京本は「人生最大のチャレンジと言っても過言ではない」と位置付け、全39公演のロングラン公演になるが、「これから長丁場になりますが、エネルギッシュでパワフルなカンパニーと共に、最後まで駆け抜けたい」と意気込んだという。
「SixTONESの陣頭指揮を取っているのは滝沢秀明副社長だが、代表作は舞台公演『滝沢歌舞伎』。天国のジャニー喜多川さんから舞台公演のノウハウをしっかり叩き込まれていた。なので、自身が目をかけているグループのメンバーにも積極的に舞台を踏ませようとしている」(芸能記者)
ニュースサイト「デイリー新潮」(新潮社)によると、これまでは多い時でもひと月にジャニーズタレントの主演舞台で公演初日を迎えるのは4~5本程度。ところが今年9月に限っては、その3倍近い実に12本に達したという。
帝国劇場、シアタークリエなど、いずれも都内の大バコ。ジャニーズファンの年齢層は幅広いが、主として10代から30代の女性客が緊急事態宣言下でも来場。実際、12の公演を手掛けている劇場はどこも大盛況だったというが、滝沢氏の意向が大きく関わっているというのだ。
「事務所の収入面だけを考えるならば、ドラマや映画もいいが、舞台でじっくり俳優としての実力を磨かせる方針なのでは。明らか新体制で仕事の入れ方も変わったが、今後、続々と滝沢氏の子飼いが投入されそうだ」(演劇担当記者)
いずれにせよ、いつの間にか演劇界の〝救世主〟になっていたようだ。