葬儀告別式は、故人の遺志により近親者のみで執り行ったそうで、「お別れの会」の開催は予定していないという。
メリーさんは、同事務所創業社長の故・ジャニー喜多川さんの実姉。長年副社長を務め、同氏とともに事務所を支えた。ジャニーさんの死去後の2019年9月、代表取締役会長に就任。そのタイミングで娘の藤島ジュリー景子氏が社長、タレントを引退した滝沢秀明氏が副社長に就任。メリーさんは昨年9月から名誉会長の職に就いていた。
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「正直、ジュリーさんにとって社長業は荷が重い。それでも、ジャニーズの権勢を保っていられたのは、メリーさんが後ろ盾として控えていたから。そのメリーさんがいなくなってしまっては、どんどんジャニーズの力は弱くなりそうだ」(テレビ局関係者)
現在、ジャニーズの看板グループであった嵐はグループとしての活動を休止中。V6は11月1日での解散を発表しており、TOKIOは音楽活動を行っておらず、関ジャニ∞は相次ぐメンバーの脱退ですっかり勢いを失っている。
それに対して、滝沢氏率いるジャニーズJr.のメンバーたちのグループはどんどんメディア露出を増やし、11月にはなにわ男子のCDデビューが決定するなど、かなり勢い付いている。
「もともと、ジュリーさんと滝沢氏は不仲。目を光らせていたメリーさんが亡くなったことで、滝沢氏が〝攻勢〟を強めそうだ。嵐のメンバーたちや、King & Princeはメディア露出がそのままだろうが、ほかの仕事は営業力のある滝沢氏がかっさらってしまいそうで、〝グループ格差〟がさらに広がりそう。仕事が減って解散や活動休止するCDデビュー組も出てくるのでは」(芸能記者)
所属タレントたちを取り巻く状況が大きく変わりそうだ。