問題となっているのは、24日放送の『アベプラ』(ABEMA)での発言。この日、番組はアメリカで輸入停止されていた福島県産の米や農畜産物の輸入が再開されたことを特集。今も輸入停止を続けている国にどういう働きかけができるのかをテーマにしていた。
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その中で、ひろゆき氏はまず、「例えばチェルノブイリ産の小麦って書いてあったら積極的に買う人はいない」と指摘。その上で、「なので、福島って名前のついた農作物を食べないっていうのは当たり前って僕は思うんですよ」と持論を展開した。また、「日本の人が福島応援したいっていうのは分かるんですけど、じゃあ、みなさんチェルノブイリのもの積極的食べてます? って言ったら食べてないじゃないですか。なので、外国の人が無理して食わないものを食わないのは当然だと思うので、風評被害解消は無理だと思うんですよ」と言い放った。
その後も、「フグはめちゃくちゃおいしいけど、毒に当たるかもしれない。でも、みんなフグ食うじゃないですか。でも、コメなんか福島産以外にもおいしいものいっぱいあるわけだから。(消費者が)『じゃあ他のでいいです』ってなるのは当然の感覚だと思うんですよ」と言い、「その当然の感覚を理解しないで、『安全です』って売りにしてる限り無理だと思うんですよ。基準は安全かどうかじゃない」と自身の考えを表明。
さらに、「10年経っても風評被害が残り続けてるわけじゃないですか。綺麗ごととして福島の名前で製品売るのやめた方がいいと思うんですよ」と提案。「福島(産として)で製品売れた方がいいって綺麗ごとと気持ちは分かるんですけど、実際10年経っても変わらなかったじゃないですか。15年経っても変わらないと思うんですよ」と言い、「福島じゃなくて、郡山とか、別の名前で売った方がまだ全然売れると思うんですよ」と話していた。
しかし、この発言にネット上からは「不快でしかない」「チェルノブイリ持ち出して余計風評被害広めたいとしか思えない」「福島差別のデマ・風評被害は科学的根拠に基づいて解決すべきことでは?」「福島で頑張ってる農家を侮辱してる」「10年経ってこの程度の認識なのだから、ほんと無知なんだろうね」といった批判の声が噴出。だが一方で、「言い方はムカつくけど一理ある」「海外に向けての話だから納得できる部分はある」「気持ちや善意では無く、戦略が必要では?という提言だと感じた」という賛同も集まっていた。
ひろゆき氏は賛否集まるこの騒動に、27日にツイッターで言及。批判的な意見を引用リツイートしつつ、「チェルノブイリ産の小麦を積極的に食べてる日本人が少ないように『FUKUSHIMA』という名前で海外で農産物を売るのは難しいという話です」と指摘。あくまで、「海外に福島の農産物をどうやって売るかという話しをしてる」とつづっていた。
記事内の引用について
ひろゆき公式ツイッターより https://twitter.com/hirox246