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「キャスティングが大切」キーンランドカップ  藤川京子の今日この頃

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藤川京子

 最初に目に留まるのはメイケイエールで、前走の桜花賞は失速して大敗でしたが短距離なら持ちこたえられそうだし、札幌は初めてですが道悪で2戦の勝ち鞍があるので、洋芝でも対応出来ると考えました。特に斤量が52kgなので、ここは前走とは違いチャンスな筈。同じく斤量が軽くなる3歳牝馬のレイハリアは51kgと更に軽く、3連勝中と勢いがあります。新馬戦からは苦労した馬でしたが、調教が軌道に乗ったのかもしれません。

 逆に実績馬のダイアトニックが絶不調です。今回は10か月振りの出走となり立て直しの1戦です。昨年の6月までのような調子を戻していれば、いきなり勝ってしまうかもしれないポテンシャルが有り、重賞で何度も穴を開ける池添騎手というキャスティングですから、陣営はもしかしたらこのレースから勝たせるつもりなのかもしれません。

 それとミッキーブリランテですが、不調の時期もありましたが徐々に上げ調子になっています。3走前の高松宮記念は重馬場だったこともありチグハグになってしまいましたが、前走の函館SSがタイム差無しの3着でしたから、勝ちに等しい好調が窺えます。

 穴で気になるのはロードアクアで、前走のUHB賞では大敗しましたが、2走前の札幌TVh賞では好タイムで勝っています。このタイムは馬場のおかげだと思いますが、それでも良いタイムだと思います。UHB賞のような展開だと駄目ですが、今回も前残りの展開になれば残れるかもしれません。

 大荒れするレースで悩ましいメンバーですが、逆パターンも買って勝負です。

ワイドBOX 5、13、11
ワイドBOX 12、1、4

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