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同種目が正式種目に採用された1976年モントリオール五輪での5位が過去最高成績の女子日本代表。史上初の4強入り、メダル獲得をかけ臨んだ今大会は7月27日の予選グループB・第1試合でフランス代表を「74-70」で破るも、同30日の第2戦ではアメリカ代表に「69-86」で敗戦。それでも、8月2日の第3戦でナイジェリア代表を「102-83」で下し、グループB2位で予選を突破した。
グループC2位のベルギーと激突した準々決勝。日本は第1クオーター(Q)は「19-16」とリードするも、第2、3Qはベルギーの攻めに押され「61-68」と逆転を許してしまう。ただ、迎えた第4Qでは残り6分10秒に高田真希の3ポイント(P)シュートで「72-72」に追いつく粘りを見せると、その後「83-85」と再びリードされた残り16秒に林咲希が値千金の3ポイントを決め逆転。そのまま逃げ切り「86-85」と僅差でベルギーを下した。
激戦の末に史上初の4強入りを決めた日本代表の戦いを受け、ネット上には「日本勝った! とうとう歴史の扉をこじ開けた!」、「一時は13点ビハインドで負けを覚悟したけど、諦めずに試合をひっくり返したのは凄すぎる」、「オフェンスもディフェンスも最後まで足動かして戦い抜いた姿は涙なしでは見れなかった」と歓喜の声が寄せられた。
また、試合を決める3Pを決めた林に対しても「外したらほぼ負けの状況で3P沈めた林選手には痺れた」、「シュートが入った瞬間鳥肌が立った、あそこで決められる勝負強さはヤバすぎる」、「打つ直前にフェイント入れて相手をはがしたのも上手すぎた」と称賛の声が挙がった。
同戦後に行われる準々決勝第4試合・スペイン対フランスの勝者と、6日の準決勝第2試合でぶつかる予定となっている日本。歴史的な快進撃をさらに続けることはできるだろうか。
文 / 柴田雅人