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麒麟川島「前任者にボロクソ言われ…」苦戦の『ラヴィット!』に番組成功のジンクス? 陣内智則が指摘

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麒麟・川島明

 7月28日放送の『あちこちオードリー』(テレビ東京系)に、麒麟の川島明と陣内智則がゲスト出演した。そこで川島がMCを務める朝の情報番組『ラヴィット!』(TBS系)の話題となった。

 『ラヴィット!』は3月の放送開始以来、視聴率が低迷し、早期打ち切りも取り沙汰されている。だが、陣内は意外にも「成功すると思う」と大胆な予想を立てた。

 陣内は2004年5月から朝の帯番組『なるトモ!』(読売テレビ系)MCを務めていた。『ラヴィット!』に同じく、若手芸人を多く起用した構成は人気となり、後に日本テレビ(2006年3月まで)ほか、各局で放送されるように。当時、陣内の年齢は30歳。「俺まだ東京いく夢もあるし」といった思いのほか、「『どうせすぐ終わる』と言われていた。責任感とか全くなかった」と振り返り、その分リラックスして番組に臨めたようだ。『なるトモ!』は2009年3月まで約6年間続く、人気番組となった。

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 さらに、前番組のMCのフリーアナウンサーが最終回で「何で終わんねん!」と怒りを示しており、それが『グッとラック!』(TBS系)終了に毒づいた落語家の立川志らくと被るという。

 陣内は『なるトモ!』も、「最初全然アカンくて。『こんな芸人ばかりの番組。朝から見るか』」などと言われていたが、徐々に人気が上がっていった。そのため、陣内は『ラヴィット!』も『なるトモ!』のように「成功すると思う」と話し、川島も「前任の人にボロクソ言われると……」と納得の様子だった。これには、ネット上で「思わぬところでシンクロしてるな」「期待値が低い分、色々やれるってことかね」といった声が聞かれた。

 さらに、川島は志らくの苦言も耳にしており、「『グッとラック!』は(視聴率が)跳ね上がってきていた。お客さんが集まり出した居心地いい喫茶店を潰して、ケバブ屋始めるようなもの」とも話していた。

 自身の番組に対する批判について、川島は「言われた方が幸せというか、何も言われへんのが一番怖いから」とも話しており、どっしりと腰を構える用意は出来ているようだった。これには、ネット上で「『ラヴィット!』は一定数掴むポテンシャルはある」「『ヒルナンデス!』も最初不評だったもんな』」といった期待の声が聞かれた。何より、他局でここまで『ラヴィット!』の話が取り上げられることに、「テレ東は他局番組応援できていいよな」といった声も聞かれた。

 現在の『ラヴィット!』は、若手芸人によるボケをふんだんに盛り込んだ実質的な大喜利番組となっている。オードリーの若林正恭も「お笑い色強くなってませんか?」と指摘していたが、これは川島のアイデアでもあったようだ。芸人も密かに注目する番組となっているのは確かだろう。

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