2008年の北京五輪を最後に、2大会、13年もの間、実施種目から外れていたソフトボール。東京五輪で再び採用されたこの競技で、日本の先発マウンドを任されたのは39歳のエース、上野由岐子投手。今大会では代表最年少、20歳の後藤希友投手の好リリーフもあり、順当に勝ち進んだ。そして日本は昨日の決勝、宿敵アメリカとの激闘の末、ついに勝利。北京に続いて再び、表彰台の一番高い場所で『君が代』を聞いた。
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この日の番組では、そんな試合の模様や、戦いを終えた後の上野や後藤ら選手のインタビューVTRが流れた。さらに、2000年のシドニー、続く2004年のアテネ大会でかつて代表監督を務め、昨日の試合中継(テレビ朝日系)では解説を務めた宇津木妙子氏が登場。上野らを称えた。
谷原も、3時のヒロイン福田麻貴、弁護士の若狭勝氏とともに楽しくトークを展開していたのだが、後半、彼は宇津木氏に「次回パリ大会は、ソフトボールは正式競技から外れてしまいます。でもこれから先は、次の世代の後藤だと思うんです」としながら、「日本はどうなっていくでしょうか、ソフトボール界」と聞いた。
これに対して、宇津木氏は後藤の成長への期待コメントをひとしきり発した。だが、これで終わりかと思いきや、なぜか再び谷原は「そして今回、金メダルを取りました。次回のパリ大会はありません。また先が見えないトンネルに入りますけれども、この金メダル、次につながりますかね?」と繰り返し質問したのだ。
宇津木氏は食い気味に「つなげなきゃいけないですよ。そして子どもたちのためにも夢を与えてほしいと思いますね」と締めくくり、次の話題に移った。
ソフトボールは次回2024年のパリ大会では除外。28年ロサンゼルス大会での復活が期待されるが、情勢は不透明だ。
これについて、SNS上では「先の無い競技の話する意味あんの?」「最後の五輪です」「ほんま日本とアメリカでやってた感じやな」といった心無い声も見られたが、谷原の一連の発言に「谷原さん、ちょいちょい台無しにする一言言うよね」、「谷原さんがまとめないで欲しい」と異論も。また、彼が“後藤”と呼んだことについては「宇津木さんはいいとして谷原が呼び捨てすんな」という意見も寄せられていた。