IOC(国際オリンピック委員会)のトーマス・バッハ会長が、福島で行われる野球競技の始球式に参加を表明し、批判を集めている点には「今、バッハさんは何をやっても批判されると思いますからね。国民の感覚というか温度感があまりに伝わっていなくて、変わらず対応しているのでちょっと驚きですけど」とコメント。「誰かがヤフコメかなんかを英訳して届けたらいいんじゃないんですか。めちゃくちゃ書かれているのにっていう」と皮肉も忘れなかった。これには、ネット上で「ヤフコメっていうのがちょうどいい感じ」「多分送っても何も気にしなさそう」といった声が聞かれた。
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また、学生時代のいじめを告白した雑誌インタビューが問題となり、東京オリンピック・パラリンピックの音楽担当を辞任したミュージシャンの小山田圭吾に関しては「(辞任は)当然だと思います」とピシャリと言ってのけた。
「なぜわからなかったんだ組織委員会は、という方もいるんですけど、身体検査って大臣になる人が閣僚候補になった時にもしますけど、それでも就任したあとポロポロ問題起こすようなことは起こる。どこまで見られるのかって」と政治家経験者の立場から疑問を示した。金子氏は「NHKの番組もされていたということだから」とも話し、小山田氏が『デザインあ』(NHK・Eテレ)の音楽を担当していた点が好意的に評価された可能性も示唆していた。
さらに、金子氏は「事前にわかんなかったとしても、わかった後も組織委員会の対応がお粗末」とバッサリ。「条件反射的に留任とかじゃなくて、国民の反応とか世論とかの空気感を読む必要はあったと思う。そこの対応が、結局そういう辞任になったのでゴタゴタの印象としてある」とコメントしていた。これには、ネット上で「小山田本人もさることながら組織委員会もグダグダだものな」「『時間ないから続投』っていうのは確かに反発招く」といった共感の声が多く聞かれた。