団地と言うと、現在ならば狭苦しいイメージがあるが、ある時代までは最先端の住宅の姿であったとされる。これを受け、マツコ・デラックスは「(当時は)いわゆる集合住宅っていうものがほとんどなかった。一軒家か長屋かアパートかという時代だから。そういう時代に鉄骨の、辺鄙なところではあったと思うのよ。畑や田んぼの真ん中の一区画が造成して作られていた時代とは比べようがないよね」と話していた。さらに、「(団地は)木造ではないものだけでもすごい珍しかったと思うんだよね。ビルじゃない限りは人間が住むものは木で出来た家が主流だったから。(当時の団地は)タワマンどころじゃない最先端だったよと思うよ」とコメント。これには、ネット上で「当時の団地住民が、今のタワマン住人って考え方面白いな」「今はありふれたものでも当時は珍しかったんだな」「俺らの頃はもう団地は貧乏イメージだった」といった、さまざまな声が聞かれた。
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さらにマツコは、UR都市機構と無印良品が団地をリノベーションしているプロジェクトを挙げ、「あれオシャレだよね」と高評価。「都心の便利なところとかは埋まっているけど、ちょっと郊外の松戸がやっていた常盤平(団地)なんてすごい空いていると思うんだよね。そういうところを、すごいシンプルな作りにして若い世代に貸し出したら、また栄えるんじゃない」「けっこう団地って今寂しくなっちゃってるところが多いから。巨大だから。ちょっとゴーストタウンみたいになっちゃってるから」とアイデアも出していた。
これには、ネット上で「都心に住んでたけどコロナが嫌で、今年郊外のリノベした団地に引っ越した。4部屋あるのに家賃4万でけっこう快適」「団地はイメージ悪いけど作りはしっかりしてるよ、木造より数倍良い」といった団地の魅力を語る声や、「やっぱりマツコ、目の付け所が面白い」といった声が聞かれた。