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五輪組織委が小山田圭吾の過去の“いじめ問題”に気づかなかった理由 ファンの行動にも原因?

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画像はイメージです

 過去の雑誌インタビューで、学生時代にいじめを行っていたと告白したことに批判が相次いでいた、「東京2020オリンピック・パラリンピック大会」の開会式で楽曲制作を担当するソロユニット「Cornelius」ことミュージシャンの小山田圭吾が19日、自身のツイッターで辞任する意向を表明。それを受け、東京五輪組織委は同日、小山田の辞任を正式に発表した。

 小山田はツイッターで《この度の東京2020オリンピック・パラリンピック大会における私の楽曲参加につきまして、私がご依頼をお受けしたことは、様々な方への配慮に欠けていたと痛感しております》とつづった。

 ​>>峰竜太、小山田圭吾問題に「まず開会式見ましょう」発言で批判 「見たくないから問題」指摘の声も<<​​​

 そして、《関係各所にて調整をさせていただき、組織委員会の皆様へ辞任の申し出をさせていただきました》と報告。《この度は、誠に申し訳ございませんでした》と謝罪の言葉で締めた。

 各メディアによると、組織委の武藤敏郎事務総長らが同日、午後10時から緊急会見。

 小山田の行為を「断じて許されるものではない」と思っていたが、謝罪と反省があり、「受け入れてもいいのでは」と考えたのだとか。さらに、「引き続きお願いしても許されるかも」とも考えたというが、「このような事態になり、判断するに至った」と辞任を受け入れた理由を明かしたという。

 「あまりにもお粗末な対応となったが、組織委のお偉方やスタッフが小山田の〝いじめ問題〟に気づかなかったのも仕方ない。というのも、今は小山田のWikipediaには『いじめ・暴行発言による騒動』という項目があるが、これまで、書き加えられては削除されるいたちごっこが何度か繰り返されていた。消したのは熱烈なファンだと思われるが、そんなファンの〝善意〟が裏目に出た形。Wikiにいじめのことが記載されていれば、そもそも選ばれなかっただろう」(音楽業界関係者)

 自身の過去の発言と、組織委の調査不足のおかげで、小山田は立ち直れないほどのダメージを受けてしまった。

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