もともと、同作は、2016年2月から20年5月まで「週刊少年ジャンプ」(集英社)にて連載されていた、コミックス累計1億5000万部を突破する人気作をアニメ化。
2019年4月から9月にかけてテレビアニメ第1期が放送され、人気に火が付き社会現象化。アニメの最終話からつながる映画『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』が2020年10月から公開され、国内の興行収入400億円を突破する大ヒット作となった。第2期で描かれるのは映画の続き。
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また、同映画が全編ノーカットで、9月25日午後9時からフジの土曜プレミアム枠にて初放送されることも発表された。
「昨年秋、フジの系列の関西テレビがゴールデンタイムにて『鬼滅』アニメを8週連続で放送したところ、すべて視聴率は2ケタを記録。バラエティー番組を放送するよりも、数字を取れることが証明されてしまった。相変わらず視聴率が低迷するフジだが、『鬼滅』は巻き返すためのキラーコンテンツになりそうだ」(テレビ局関係者)
7月23日には東京五輪が開幕。フジは桃田賢斗に金メダルの期待がかかる「バドミントン 男子シングルス」の3位決定戦と決勝、伊藤美誠と水谷隼のペアにメダルの期待がかかる「卓球 混合ダブルス」の3位決定戦と決勝、メダルラッシュの期待がかかる競泳の「男子200メートルバタフライ」の決勝、「女子200メートル個人メドレー」の決勝などを放送予定だ。
「放送した競技がメダルラッシュとなれば、黙っていても視聴率は上がる。各局とも五輪中継が大勝負となる」(同)
フジの命運やいかに。