アメリカ・ネブラスカ州で、38歳の母親の女が当時11歳の娘がお泊まり会を開いた際、娘の友人である当時12歳と13歳の少年に性的暴行を加えた事件で、この度裁判が行われ、女に判決が下されたと海外ニュースサイト『People』と『The Daily Star』、『Daily Mail Online』などが6月30日までに報じた。
報道によると、2017年9月から12月の間に、娘は被害者の少年2人を含む友人6名を自宅に招き、お泊まり会を開いたという。2017年9月から12月の3か月間でお泊まり会が何度開催されたのか、被害者2人以外の友人の性別は明かされていない。
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お泊まり会を開いた際、女は娘と娘の友人らに酒を飲ませ、マリファナ入りのグミを与えた。酒やマリファナ入りのグミを与えられたことで、子どもたちは酩酊状態になった。酩酊状態になったところで、女は被害者である当時12歳と13歳の少年に性的暴行を加えたという。1回のお泊まり会で2人の被害者に同時に性的暴行を加えたのか、別の時に性的暴行を加えたのかは不明である。
具体的な時期は不明だが、お泊まり会の後、被害者の少年の1人が女から性的暴行を受けたことを警察に相談し女は逮捕された。その後、2019年に別の被害者の少年が女から性的暴行を受けたことを警察に相談し、女は再び逮捕されたという。なお、お泊まり会に参加していたほかの友人らが女の犯行について知っていたのかどうかは不明である。
この度、女の裁判が行われ、お泊まり会が何度開催されたのかは明かされていないものの、女には3回の性的暴行や6回の児童虐待を犯したとして、102年の刑務所行きが言い渡された。裁判では娘も法廷に立ち、「私は母親が母親の寝室で被害者の少年の1人とキスしているのを目撃した。母親は私に『トラブルに巻き込まれるかもしれないから、少年に性的暴行をしたことは誰にも言わないように』と言った」と証言した。犯行後、女と娘の間でどのようなやりとりがあったのかなどの詳細は伏せられている。なお、女は法廷で「自分のしたことはとても恥ずべきことで被害者らには申し訳ないことをした」と話したという。
このニュースが世界に広がると、ネット上では「娘の友人に手を出すなんて女は気持ち悪すぎる」「どのようにしてお泊まり会を開催するに至ったのかは不明だが、当時娘は11歳だし女が主になって開催したのだろう。計画的な犯行とも言える」「自分も子どもをお泊まり会に参加させることがあるけど、こういう事件があると躊躇する」「娘が現場を目撃していたことが衝撃。娘もきっと辛かっただろう。裁判で証言をしたこともきつかったはず」などの声が挙がっていた。
娘の心だけではなく、娘の友人らの身体と心を傷つけた女の犯行は許されるべきものではない。重い罰が下されて当然と考える人も多いことだろう。
記事内の引用について
「Neb. Mom Convicted of Sexually Assaulting Boys Who Had Sleepovers with Her Daughter」(People)より
https://people.com/crime/nebraska-mom-sexually-assaulted-boys-during-sleepovers-daughter/
「Paedo mum who had sex with daughter's friends during sleepovers jailed for 102 years」(The Daily Star)より
https://www.dailystar.co.uk/news/world-news/paedo-mum-who-sex-daughters-24427254
「'I'm so ashamed and sorry': Nebraska mom, 38, sobs as she is sentenced to up to 102 years in prison for sexually assaulting her daughter's male friends, aged 12 and 13, during sleepovers where she plied them with alcohol and pot gummies」(Daily Mail Online)より
https://www.dailymail.co.uk/news/article-9741125/Nebraska-mom-sentenced-64-102-years-prison-sexually-assaulting-daughters-friends.html