4日、東京都議選に板橋選挙区から出馬し、再選を果たした都民ファーストの会・木下富美子議員。だが、同議員は2日の朝7時半ごろ、同じ区内の交差点で、なぜか車をバックさせ、後ろで停車中の車に衝突。この車に乗っていた男性と女性に軽いケガを負わせた。
実は、同議員は今年2月に免許停止処分を受け、事故当時もまだ免停期間中だった。選挙の翌日、無免許運転での人身事故が明らかになると、同議員は「停止期間が終わったと勘違いをしていた」と釈明し、謝罪はしたものの辞職は否定した。
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だが、この件は自らの申告で明らかになったのではないことから、「隠ぺいしていたのでは」と憶測が広まっている。また、都民ファーストの会は木下議員を除名処分にはしたものの、辞職までは迫ることはなかった。
これについて、この日の『めざまし8』のスタジオでもトークが展開。まず谷原は、武井壮に対して「武井さん、先日の飲酒運転の事故もあったりとか、車の運転は気を付けなければいけませんが、こうした免許停止期間をしっかり守らないでの運転はよくないですよね」と問いかけた。
すると、武井は「本当にコメントできないレベルで、議員の方が無免許状態で運転というのは本当に言語道断だなと思います」と語気を強めた。これを受けて、谷原は「改めて、気を引き締めて。都議は、辞退されないということですから、きちんと都民の声に応えていただきたいと思います」と襟を正してもらおうと促していた。
SNS上の反応としては、そもそも同議員がなぜ免停になったのかという素朴な疑問とともに、谷原の発言に対して「運転を気を付ける付けないの問題ではない。免停中に運転をしたということが問題なのである」「何で辞任しない事を受け入れるんだ?こいつ?」「都民の声に応えて頂きたいと思いますなんて、そんな結論にはならないと思います」「谷原は、許す気なんだ」という声が寄せられている。
木下議員は今回の選挙で2万9767票を獲得し、再選を果たしている。