警察によると、女は今年3月17日から18日にかけて、豊中市の自宅マンションで、一緒に暮らしていた79歳の母親に対し、背中を踏みつけたうえ水をかけ、そのままベランダに放置し、死なせたとして傷害致死の疑いで逮捕された。
母親を司法解剖したところ、あばら骨が折れたうえ、低体温症になっていた可能性が高いとのこと。警察によると、80代の父親も同居していたが、その場にいなかったという。事件については、容疑者自身が同18日の朝、消防に「昨日の午後5時から母がベランダで倒れていた。今朝も倒れて動かない」と通報があり、発覚したとのことだ。
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警察の取り調べに対し、女は「水をかけたことは間違いない」としながらも、「暴行は私がしたものではない」と一部容疑を否認している。今後、事実が明らかになるものと思われるが、水をかけベランダに放置するという行為は信じがたく、異常と言わざるを得ない。
実の娘が母親を死なせるという犯罪に、「異常すぎる。理由がわからないけれど、どんなに辛くても殺すのはあり得ない」「無職だし、もともと定職につかないスネかじりだったのでは。お母さんの無念は、相当なものがあったでしょう」「3月の夜は寒い。母親がどんな気持ちだったか考えると、やりきれない」という声が上がる。
一方で、「認知症の介護をしていたのなら、気持ちはわからなくもない」「お金がないと施設に預けられないし、無職なら色々と出費もかさむ。気持ちは理解できるが、暴力は容認できない」と一定の理解を示す声も上がっていた。