各メディアによると、今回解禁されたのは、クランクアップに贈られた花束を抱えた広瀬が、成島監督と主演の吉永に挟まれて記念撮影している様子と、吉永との屋外での2ショット。
在宅医療に携わる医者・患者、その家族を通して、命や愛、家族の願いを描いた同作。広瀬は、亡くなった姉の子どもを育てながら訪問看護師として働く麻世役を演じていた。
広瀬は撮影を振り返り、『大先輩方との撮影は、居心地がよく、体験したことがないような不思議な時間でした』とコメントを寄せている。
>>映画館再開にひと役買った? 影響力が超絶大だった吉永小百合の発言<<
「大先輩の吉永にかなり気に入られたようで、2人でのインタビューも設定されたほど。このところ、吉永の主演映画では旬の俳優や女優を起用することが多く、今作では広瀬、松坂桃李が起用されていた」(芸能記者)
また、同作は5月21日に公開されたが、緊急事態宣言下で東京都内はシネコンなどの大規模なスクリーンを抱える映画館が休館中。
同22日に行われた舞台あいさつで吉永は、「緊急事態宣言が延長になり、映画館は休業要請が出てしまった。『演劇は大丈夫だけど映画はダメ』ということを伺い、大変ショックを受けましたし、悲しかった。くじけそうになりました」と心境を吐露。
すると、6月1日から都内の映画館も営業を再開するなど、吉永はその発言の影響力の大きさをうかがわせていたのだが……。
「発言は大々的にニュース番組で取り上げられた。それもあってか、『国内映画ランキング』は1週目が1位、2週目が3位で堅調に推移していたが、3週目は6位、4週目はトップ10圏外。もはや、プロモーションを終えてしまっているので、打つ手はなし。広瀬の新たな写真を解禁したところで、集客にはつながらないだろう」(映画業界関係者)
同作の関係者は頭を抱えているに違いない。