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『ネメシス』、櫻井翔を差し置いて広瀬すずと橋本環奈のW主演状態になったワケ

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広瀬すず

 女優の広瀬すずと俳優の櫻井翔がW主演を務めた日本テレビ系の連続ドラマ「ネメシス」の最終回が6月13日に放送され、平均世帯視聴率は8.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)を記録。全10話で視聴率2ケタ超えは初回(11.4%)のみだった。

 同ドラマは、探偵事務所「ネメシス」を舞台に、人望は厚いがポンコツな自称天才探偵・風真尚希(櫻井)が、無鉄砲だが天才的なひらめきを誇る助手・美神アンナ(広瀬)の助けを借り、1話完結のスタイルで難事件を解決していくストーリー。櫻井は今作が嵐の活動休止後初の連ドラ主演で、広瀬はヒロインを務めた2019年のNHK連続テレビ小説「なつぞら」以来の連ドラ主演となったのだが……。

 「2人とも、もともとドラマの数字を取れるタイプではないし、放送された日曜午後10時半枠はこのところ数字が取れていなかった。櫻井は自分よりもはるかにキャリアの浅い広瀬にクレジットの番手上位を譲り、広瀬の演技力に多大なる期待を寄せていたようだが、今いち、空回りだった」(テレビ局関係者)

 ​>>櫻井の見せ場が少ないワケは 期待されたほど数字が取れないドラマ『ネメシス』の舞台裏<<​​​

 本来は櫻井が広瀬とW主演のはずだったが、物語がクライマックスに展開するにつれ、主役級の扱いとなったのが広瀬と同年代の橋本環奈。素性を隠して広瀬演じるアンナに接近し、物語のカギを握る人物であることが判明するのだ。

 一部報道によると、2人は同い年ということもあって、すぐに打ち解けて、タメ口で話すように。カメラが回っていない時は、仲のいいクラスメートのようなほほ笑ましい雰囲気だったというが、橋本は広瀬の演技を間近で見て、その実力をうらやんでいたという。

 「ドラマのプロデューサーは櫻井と慶大の同期で気心が知れた関係。そして、広瀬と橋本はそのプロデューサーの映画で売り出されたのでいわば恩人。そんな関係もあって、いつの間にか広瀬と橋本がW主演のような扱いになっていたが、視聴者の支持は得られなかったようだ」(芸能記者)
 
 劇場版も決定していると言われる同作だが、今度も橋本が登場するかが注目される。

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