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笑顔を通して個々の才能を呼び覚まし発信していく「プレイヤー」「クリエーター」を発掘・育成していこうという本イベント。2回目の開催となる今年は、「#笑顔覚醒」をテーマに、「笑顔を作り出したい!」「笑顔でみんなを幸せにしたい!」という13~23歳の女性を募集。エントリー総数1162名から、TikTok動画での審査を経て、ファイナリスト9名が選ばれた。
本大会の審査員には、審査委員長の小籔を筆頭に、有働敬太(Ray副編集長)、小島祥子(読売テレビドラマプロデューサー)、すみれ(女優、歌手)、山田佳奈(劇作家、映画監督)、りゅうちぇる(タレント、アーティスト)という錚々たる面々が集まった。ファイナリストは、天野穂、乾らいむ、辻千晴、中村凛々子、西あげは、堀口叶夢、堀口愛叶、正岡日向、山中菜々子の9名。それぞれの工夫を凝らしたTikTok自己PR動画が流されると、バラエティー豊かな内容に審査員も感心しきりだった。
バトントワリングや殺陣、ダンス、弾き語りといった王道系はもちろん、水の早飲みや接客トークといった変わりダネまで飛び出した「特技審査」、落ち込んでいる友だちを励ます方法をアドリブで披露する「笑顔にさせる力審査」と続き、最後の審査は、『美笑女グランプリ』名物とも言える「手紙朗読」。「10年後の自分へ」というテーマで書いた手紙を読み上げた。夢に向かって努力するそれぞれの思いや、10年後の自分像、周りの人への感謝と、読みながら感極まって涙を見せるファイナリストたちに、審査員や吉田がもらい泣きする場面も。
結果、審査員特別賞は、堀口叶夢・愛叶姉妹が揃って受賞。準グランプリは、14歳の西あげは。グランプリには大学に通いながら小中学生にチアの指導も行っているという、山中菜々子が選ばれた。
終演後の囲み取材で現在の心境をきかれた山中は、「今は(スタートラインに立つ前に)靴を履きかけたぐらいの感じだと思うので、ここから全力で走っていきたい」とコメント。月に何度も劇場に通うお笑い好きの一面も持ち、「大好きな芸人さんたちとお仕事できるように頑張りたいです」と目標を掲げた。
山中へのアドバイスを求められると、小籔は「自分はカスやと思って努力し続けることが大切。人は人、自分は自分。あなたの中で100%努力して、結果はどうあれ“よかったな”と思えるように過ごして。イキらず謙虚に頑張っていただけたら」と、辛口ながら熱いエールを。りゅうちぇるは「人と目が合った時にニコッとする。それを意識するだけでかわいがってもらえる(笑)」と経験から得たモットーを伝授。渋谷からは「番組に出る時は、みなさんの楽屋に挨拶に行くことと、スタジオにもなるべく一番早く行って一番最後に出る。大勢がいる楽屋では荷物を広げず……」と現場で役立つ具体的なマナーもレクチャーされ、山中は「ずっと見ていた方たちから、自分に向けてありがたいお言葉をいただける日がくるなんて……超幸せです!」感激した様子だった。