同誌の報道によると、同じ美容室やその系列店でネイルやまつ毛エクステンションなどの無料施術を受けた代わりに、“広告塔”としてインスタグラムで宣伝していたことが発覚。この行為が「宣伝・広告だと悟られずに宣伝するステルスマーケティング」に該当する疑いがあるとして、局内で調査を受けていたという。
そして5月28日、同局は「社員就業規則に抵触する行為が認められました」としたが、ステマについては「該当する行為はないと考えている」と否定した。
その後、今月3日に宮澤智アナウンサー、久慈暁子アナウンサー、堤礼実アナウンサー、店側との仲介役とされた木下康太郎アナウンサーが、同4日に杉原千尋アナウンサー、三上真奈アナウンサー、海老原優香アナウンサーが、そして5日に最も店の利用回数が多かった井上清華アナウンサー、三田友梨佳アナウンサーがインスタグラムを通じて謝罪した。
「ほかのアナたちが“定型文”のような謝罪文を掲載する中、なぜか三田アナだが弁解が許された。三田アナといえば父親が明治座の社長で、“スーパーコネ入社”。ほかのアナたちとの“格”の違いが、ここでもハッキリした」(テレビ局関係者)
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同局といえば、先ごろ社長をフジ・メディアHDの金光修社長が兼任する人事を発表。6月25日に開催予定の定時株主総会を経て就任し、同局の遠藤龍之介社長がフジ・メディアHD、フジテレビ両社の代表権のない副会長に就く人事を発表したが、今回の謝罪劇の背景にはこの人事が関係しているという。
「事態を重く見た金光社長は、『全員、他部署に異動だ!』と息巻いたようだが、それでは通常業務に支障をきたす。周囲がなだめて事なきを得たようだが、もはや、関わったアナたちは“窓際”に追いやられそう。そのうち、何人か異動しそうだ」(フジ関係者)
謝罪したアナたちは、今後、自分が犯した“罪”の重さを感じることになりそうだ。