この男は13日午後9時過ぎ、神戸市垂水区のスーパーに設置されていた自動精算機付近に置かれていた財布を盗む。その中には6万円が入れられていたが、男はそこから5万円を抜き取ったうえで、財布を交番に届けた。
同じ時間帯に財布を自動精算機付近に置き忘れた62歳の男性から警察に「6万円が入った財布が見つからない」と連絡が入り、警察官が男の持ち物を確認。すると、男のズボンのポケットから5万円が発見され、窃盗の疑いで逮捕された。
警察の取り調べに対し、男は「5万円は後から渡そうと思っていて忘れていた」などと容疑を否認している。男は「後で渡そうと思っていた」と主張しているが、わざわざ5万円をポケットに入れる行為は、盗んだと言われても致し方ない。
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男の行動と言い訳に、「情けない。自動精算機の近くに監視カメラもあるし、後から返そうと思ったなんて言い訳が通用するわけがない」「何から何まで酷い。公務員はモラルが欠如している」「金を抜いて交番に届けたらバレるに決まっている。自分の住所や電話番号も聞かれるだろうし。そんなこともわからないのか」と怒りや呆れの声が上がる。
また、「たった5万円で全てを失うことになりそう」「パチンコや風俗に行けるとでも思ったか。自業自得だ」「速やかに職を辞してもらいたい」「窃盗犯でも勤務できるとしたら許せない」という声も出た。
悪質な盗みと言い訳をした男。兵庫県はどのような処分をするのだろうか。