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謝罪の気持ち「半分くらい」の回答に激怒 30代高校野球部監督、部員に暴言で文書訓告処分

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画像はイメージです

 三重県の県立高校野球部で監督を務める30代の男性教諭が14日、部員に暴言を吐いたとして文書訓告の処分を受けた。

 この男性教諭は今年3月、野球部員の一部が学校から指定された補習授業に出席するため練習に出られないと連絡してきたことに「連絡が遅い」と激怒すると、「土下座するようなことだぞ」と脅迫めいた発言をした。

 その後、説明に来た部員の1人に対し、謝罪の気持ちを確認したところ、「半分くらいです」と返されたことに再び怒り、「首絞めたろか」などと言い放つ。部員が別の教諭に相談したことで、事態が発覚。高校はこの行動を問題視し、高校は教諭を野球部の指導から外し、日本高校野球連盟に報告。1か月の謹慎処分を受けたという。また、高校側も文書訓告処分とした。

 聞き取り調査に対し、教諭は「報告が遅いことに腹が立った」「部員の気持ちを考えず、自分の考え方や指導方法を押し付けたことを反省する」などと話し、反省しているという。部員の補習参加は学校都合であり、練習を休むことも野球部側に報告している。監督の怒りは、理不尽にも思えるものである。

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 「野球部員にとって練習を休むという行為は、チームによっては犯罪者扱いされることもあります。強豪の場合、監督が理解を示してくれることもありますが、今回のような県立高校では指導者の意識が低く、練習を休むことは犯罪などとして、暴言や暴力を吐くことも多いですよ。特待生で来ているような子はともかく、学生の本分は勉強で、部活動は二の次。しかし、野球部の監督をするために教師になったような人間はそれが理解できず、自分の理想を押し付けてしまうんですよ。困ったものです」(高校野球に詳しいライター)

 学生の本分は勉強である。

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